皆さんは、咲季(sakkki)さんをご存知でしょうか?
愛知県豊川市を拠点に、ラッパーとしても活躍しながら、わずか1年半でブレイキングダウンの人気選手へと駆け上がった、今ノリに乗っている格闘家です。
ラッパーならではのリズム感溢れる言葉選びで、ブレイキングダウンお馴染みの煽りVから試合を盛り上げ、見る人の気持ちを熱くするファイトスタイルが魅力。
この記事では、咲季さんのプロフィール、地下格闘技やブレイキングダウンの戦績、収入や彼女の情報や、今後の試合などについて解説していきます。
咲季のwiki風プロフィール
咲季さんは、自身のプロフィールについてあまり公表しておらず、正確な生年月日、本名などの個人情報は非公開のようです。
スポンサーさんの㈱ABYSTEPさんのインタビューで、2024年10月に「今年26歳になる。今25歳」と答えているので、1998年生まれだと思われます。
リングネームは、地下格闘技時代から「sakkki」と「咲季」が混在していましたが、ブレイキングダウン13のよーでぃー戦以降は、「咲季」として出場しています。
引用元:YouTube【公式:BreakingDown】
本名 | 不明 |
年齢 | 26歳(2025年4月現在) |
身長 | 168cm |
体重 | 60.8~68kg |
出身地 | 愛知県豊川市 |
出場階級 | ライト・フェザー・バンタム級 |
格闘技歴 | 格闘技未経験 |
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、合わせてご覧ください!
咲季の生い立ちとは?
咲季さんは、自身のプロフィールや生い立ちについてあまり公表していません。
ブレイキングダウンでは、「豊川のトラブルメーカー」と紹介されているので、愛知県豊川市でヤンチャな過ごし方をした時期があったのではないでしょうか?
しかし、彼の地元では、ブレイキングダウンで活躍する咲季さんを応援する声が多く、スポンサーさんからも「地元の誇り」「頑張って」と愛されているようです。
現在ブレイキングダウンで活躍している咲季さんですが、格闘家としてのキャリアは地下格闘技からスタート。
ブレイキングダウンには、お金が稼げると聞いたことで興味を持ち、「合法的に殴り合ってお金がもらえるなら」と思い、出場したそうです。
また、ラッパーとしても活動。地元のヒップホップグループ「蛇(HEVI)」に所属し、ラップ歴は5年以上。
音楽と格闘技を融合させ、ブレイキングダウンの入場では、「蛇(HEVI)」のメンバーがラップで会場を盛り上げています。
また、海外には行ったことはないそうですが、外国の人と接する機会が多いので、英語でコミュニケーションが取れるぐらいは話せるという一面も持っています。
咲季の戦績
咲季選手は、地下格闘技からブレイキングダウンまで、多くの大会で戦っています。
戦績を見てみると、ブレイキングダウン10のオーディションで本選出場がかなわなかったことから、地下格闘技での実績を積み重ね、ブレイキングダウン12のオーディションに再チャレンジしたのではないかと思われます。
ブレイキングダウン戦績
咲季選手は2023年秋に行われた、ブレイキングダウン10のオーディションに初参加。
そこで井上力斗選手との因縁が生まれ、ブレイキングダウン12で本戦対決が実現しました。
勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会名 | 階級 | 開催日 |
対戦前 | RYOGA | 対戦前 | DEEP×ブレイキングダウン対抗戦 | バンタム級 MMAルール | 2025年5月25日 |
敗 | RYOGA | 判定(1-3) | ブレイキングダウン15 | バンタム級 | 2025年3月2日 |
勝 | 清太郎 | 判定(3-0) | ブレイキングダウン14.5 | フェザー級 | 2025年1月25日 |
敗 | よーでぃー | 延長判定(2-3) | ブレイキングダウン13 | フェザー級 | 2024年9月1日 |
勝 | カンジ | 延長判定(3-0) | ブレイキングダウン12.5 | ライト級 | 2024年6月28日 |
勝 | 井上力斗 | 判定5-0 | ブレイキングダウ12 | ライト級 | 2024年6月2日 |
地下格闘技戦績
勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会名 | 開催日 |
勝 | グラップラー齋藤 | 判定 | 飛車角 第35回路地裏拳嘩劇場 | 2024年4月7日 |
勝 | カリ | 判定 | ケンカバトルリーグ2 | 2024年3月23日 |
敗 | 雄大 | 判定 | 外道の唄vol.1 | 2024年1月21日 |
勝 | RYOMA(益荒男王者) | 判定 | 裏ケンカバトルリーグ | 2024年1月20日 |
咲季のブレイキングダウンでの試合内容
咲季選手のブレイキングダウン戦績は、5戦3勝2敗。
ブレイキングダウン15 vs RYOGA
引用元:Instagram【sakkki16】
ブレイキングダウン14.5のDEEP対抗戦に続き、DEEPのRYOGA選手と、大将戦として対戦。
前日公開計量&記者会見で、よーでぃー選手が、「気合いが入るようにしてやるよ」と挑発しながら突然立ち上がり、同席していたDEEPの佐伯代表にペットボトルの水をぶっかけるという前代未聞の行動に出ました。
咲季選手も「お前ら、さっき社長に水かけられてるのに守ることも出来ないのか。そんなだからカスなんだよ。一生キャバクラボーイやってろよ」とDEEP勢を強く挑発し、会場の空気をさらにヒートアップさせました。
佐伯代表へ水をかけたことへの批判は大きかったものの、負けたら坊主の賭けもあり、DEEP対抗戦へ盛り上がりに拍車をかけた会見となりました。
試合は、1分3Rで行われました。
1R、咲季選手はスイッチスタンスで構え、RYOGA選手は動きながらワンツーやフックのコンビネーションを展開。咲季選手はガード越しにパンチを受けつつ、「来いよ」とノーガードでアピールし強気な姿勢を見せました。
2R、咲季選手が左右のバックブローで奇襲。近距離でのパンチの攻防から、咲季選手は左ジャブや右ストレートを繰り出し、RYOGA選手はアッパーや左フックで応戦。両者ともに一歩も引かない展開が続きました。
3R咲季選手はヒザ蹴りで飛び込み、再び「来いよ」と挑発。バックブローやパンチの打ち合いが続き、お互いに右フックの相打ちとなる場面も。RYOGA選手も左右フックで前に出て、最後まで激しい打ち合いとなりました。
ジャッジ3人がRYOGA選手、1人が咲季選手、1人がドローと採点し、RYOGA選手が判定3-1で勝利しました。
咲季選手は、試合直後から納得いかない様子を見せ、リベンジマッチへの意気込みを見せています。
ブレイキングダウン14.5 vs 清太郎
この対戦は、DEEPとBDの5vs5対抗戦・第4試合として行われました。ここまでDEEP勢が2勝、BD勢が1勝とリードされており、咲季選手にとっては絶対に負けられない一戦となりました。
引用元:GONG格闘技
対抗戦の記者会見では、DEEPの選手たちが慣れない雰囲気に緊張している様子が感じられる中、咲季選手は「ビビりか、かかってこいよ」と清太郎選手を強気に挑発し、会場を盛り上げました。
試合は、1分3Rで行われました。
1R、咲季選手が序盤から積極的に前進し、右のパンチからローキック、ヒザ蹴りなど多彩な攻撃を繰り出し、手数で圧倒。
清太郎選手はガードを固めて耐えますが、咲季選手の勢いに押されて劣勢。
2R、両者がバックブローを交錯させる場面もあり、咲季選手がカウンターを的確にヒット。
咲季選手のパンチで清太郎選手がふらつき、スリップダウンするシーンも。
清太郎選手もパンチを返しますが、空振りが多く、咲季選手が主導権を握りました。
3R、清太郎選手は巻き返しを狙い、ボディや顔面へのパンチで攻勢をかけますが、咲季選手は手数を落とさず応戦し、最後まで攻撃の手を緩めませんでした。
判定は3-0で咲季選手の勝利。咲季選手はプロ格闘家相手に手数と勢いで圧倒し、会場を盛り上げました。
試合後咲選手は、「見てくれたみんなありがとう!力になったよ!みんなの力がのったから勝てた」と感謝の言葉を述べています。

ブレイキングダウン13 vs よーでぃー
ブレイキングダウン13オーディションで、よーでぃー選手が咲季選手に「お前俺の仲間3人やってんよな」と詰め寄り咲季選手も反撃。
セキュリティが止めに入るほどの緊張感に包まれました。
朝倉未来CEOから「二人面白いですね。試合決定してもいいかも」と、試合が決定。
その後も、SNSを通して舌戦を繰り広げ、試合前日会見でもお互いに一歩も譲らず挑発し合いました。
試合は、開始直後、よーでぃー選手が前蹴りで突進し、咲季選手が投げで応戦。
よーでぃー選手は上下に打ち分けるパンチとヒザ蹴りで攻撃。
咲季選手も組みついてヒザを返すなど、両者ともにアグレッシブな展開。
よーでぃー選手は前進してパンチラッシュを仕掛け、咲季選手は首相撲からヒザ蹴りを狙う場面が多く見られました。
1Rはジャッジは全員ドロー判定。試合は延長戦へ突入。
延長ラウンドでは、咲季選手が距離を詰めてヒザ蹴りやパンチ連打で攻勢を強める展開に。
よーでぃー選手は下がりながらも左フックを外から入れ、咲季選手がヒザをつく場面がありましたが、ダウンは取られず。
逆に咲季選手が右のパンチでよーでぃー選手をよろけさせ尻もちをつかせる場面も。
両者とも終盤はスタミナ切れでフラフラになりながらも、最後まで激しい打ち合いが続きました。
延長判定は3-2でよーでぃー選手の勝利。
ジャッジ2人が咲季選手を支持する接戦でしたが、オーディエンスがよーでぃー選手を支持。惜しくも勝利を掴むことはできませんでした。
自身のXで咲選手は「2R目俺が先にスリップして、その後に俺のストレートでよーでぃーもスリップしてんのに、 俺の方が最後まで殴って オーディンエンスで俺の負けとか ふざけんなよ」と、悔しい気持ちを投稿。
しかし翌日のXには、「応援してくれるスポンサー様、仲間、家族 ありがとうございます 負けてしまいごめんなさい」と、応援してくれた人たちへの感謝の気持ちを表しています。
ブレイキングダウン12.5 vs カンジ
引用元:YouTube【マイナビニュース】
「優里ちゃんねるからの刺客」カンジ選手と対戦した咲季選手。
この対戦は、試合前に朝倉未来CEOが「勝者は翌日のブレイキングダウン13オーディションに進める」と発表し、次へのステップをかけた負けられない一戦となりました。
1R、両者ともに激しい打ち合いを展開し、決着がつかず延長戦に突入。
延長ラウンドでは、体力の削り合いとなる中、咲季選手が最後まで気力を振り絞った攻撃を続け、判定3-0で咲季の勝利となりました。
ブレイキングダウンで2連勝し、ファンの心を掴んだ咲季選手。
試合後インタビューでは「疲れた」としながらも、1ラウンド目の途中には、煽りを入れる余裕があったと話しました。
また、延長になったことには不満もあったようですが、「勝ててよかった」「次戦も楽しみに応援して欲しい」と結びました。
ブレイキングダウン12 vs 井上力斗
ブレイキングダウン12で井上力斗選手と対戦した咲季選手ですが、実はブレイキングダウン10オーディションからの因縁がありました。
ブレイキングダウン10 オーディション
ブレイキングダウン10のオーディションで、咲季選手と井上力斗選手には因縁が生まれていました。
咲季選手が「ラッパーの咲季です。喧嘩で4対1で勝ったこともあります。」と自己紹介。
すると、ひな壇の井上選手が「お前、ラッパー?俺前ラッパーに負けてる」と咲季選手に絡み、蹴りを入れ乱闘になりました。
その後、咲季選手はスリランカ人とスパーリングし、「スリランカ人とのスパーリングで勝ったら、お前とやるからな!」と井上選手に宣言。
井上選手は別の因縁(トニ選手ーとの因縁)からトニ選手ーとの試合が決定し、咲季選手との対戦は実現しませんでした。
このオーディションで咲季選手は井上選手が「逃げた」と感じ、苛立ちと不満を抱いたようです。
咲季選手はこの時のスリランカ人とのスパーリングで、相手を失神させており、オーディション映像としては全カットされましたが、衝撃映像です。
ブレイキングダウン12 vs 井上力斗
試合開始から両者は至近距離で激しいパンチの打ち合いを展開。
咲季選手は一歩も引かず、手数とプレッシャーで井上選手を押し込む場面が多く見られました。井上選手も反撃を試みましたが、咲季選手の勢いが終始優勢。
両者ともに1分間を全力で打ち合い、観客を沸かせました。最終的に判定は5-0で咲季の勝利となりました。
試合後のインタビューで咲季選手は次のようにコメントし、今後もブレイキングダウンに挑戦していく意気込みを語りました。
正直、嫌いなタイプの人間じゃなかった。あいつも言ってることは間違ってないし、俺も喧嘩しに行ってるから気合い入ってるやつだと最初から分かってた。実際にリングで対峙してみて、パンチが想像以上に重かった。でも自分のスタイルを貫いて勝ててよかった。応援してくれたみんな、ありがとう。これからも最高の喧嘩を見せるからよろしく!
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咲季の職業・年収は?
咲季さんは、格闘家とラッパーとして活動しています。
格闘家
格闘家としては、現在、ブレイキングダウンを主戦場としており、約1年の競技生活でスポンサーも増えてきています。
また、案件や広告などのインフルエンサー活動も見られるので、そちらからの収入もあるでしょう。
年収の公表はされていませんが、スポンサーの(株)ABYSTEPさんのtiktokで、最高月収が(株)ABYSTEPさんの営業マンと同じぐらいと答えています。
同社の営業マンは「営業未経験でも月100万以上可能👍 20代で月300万以上達成しているスタッフもいます。」とのことなので、100万円単位での収入を得ているのかもしれませんね。
ラッパー
ラッパーとしては、5年の経歴を持ち「蛇(HEVI)」のメンバーとして活動。
ブレイキングダウンの入場曲やライブなど、格闘技と音楽をクロスオーバーさせた活動が特徴です。
グループでアルバム5枚、シングル5枚をリリース。ソロ活動も行っていますが、音楽でどれほどの収入を得ているかは不明です。
咲季さんは、ブレイキングダウンに出て知名度が上がったことで収入が増え、音楽活動に使えることが嬉しいと話していたので、音楽だけの収入では厳しい面もあったのかもしれません。
咲季の家族や彼女は?
咲季選手の家族構成や彼女の有無、恋愛事情については、現時点では公表されていません。
試合後には、家族への感謝をXに投稿しているので、応援してくれる家族はいるようです。
右腕の人物タトゥーが、おばあちゃんをモチーフにしているという説もあるので、おばあちゃんっ子で育ったのかもしれませんね。
まとめ
引用元:DEEP公式
咲季さんは、格闘技を始めてわずか1年半という短期間で、ブレイキングダウン5戦3勝、地下格闘技4戦3勝という快進撃を見せています。
「ぎりぎりのところでかわしている」という言葉通り、ハイペースな試合をこなしながらも大きな怪我なく戦い抜き、卓越したセンスが光る咲季さん。
プライベートは多くを語らない咲季さんですが、熱い試合内容と、ファンや仲間を大切にする姿勢で、ブレイキングダウンでも確かな人気を築いています。
そして次戦、ついにDEEPのリングで、ブレイキングダウン15で敗れたRYOGA選手とのリベンジマッチが決定。
今度はMMAルールでの再戦となり、咲季さんのさらなる進化と逆襲に大きな注目が集まっています。
今後も、咲季さんの挑戦から目が離せません!