皆さんは、濱の狂犬と呼ばれる黒石高大さんをご存知でしょうか?
2008年のTHE OUTSIDER旗揚げ戦の第1試合から愚連隊を率いて登場し、OUTSIDERの黄金時代を飾った格闘家の1人です。
最近ではブレイキングダウンで格闘界に電撃復帰。引退を賭けて戦うなど話題を集めました。
俳優としても映画やテレビ、Vシネマなど、数々の作品に出演し格闘技以外でも多くのファンを集めています。
この記事では、黒石高大さんのプロフィールやOUTSIDERやブレイキングダウン戦績や、俳優業、収入、彼女についてもお伝えしていきます。
黒石高大のwiki風プロフィール
引用元:株式会社A4公式HP
本名 | 黒石高大(くろいし たかひろ) |
生年月日 | 1986年9月8日 |
身長 | 175cm |
体重 | 70kg |
出身地 | 宮城県 |
出場階級 | フェザー級 |
格闘技歴 | – |
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、合わせてご覧ください!
黒石高大の生い立ちとは?
ここからは、黒石高大さんの生い立ちを詳しくお伝えします。
「振り返ると悲しい事のほーが多い」
神奈川県横浜市出身の黒石さん。Xの投稿には、自身の子供の頃について「思い出す事が悲しかった事と 辛かった事しか甦ってこなくて 勝手に涙が流れる」とあります。
幼いころに両親が離婚。母子家庭で育ちます。しかしお母さんがいなかった時期があり、(服役していたとの説もありますが定かではありません)その間は叔母さんと一緒に暮らしていたそうです。
黒石さんは「振り返ると悲しいことの方が多い」とつぶやいていますが、叔母さんは躾に厳しい人で、しっかりと育ててくれ寂しい思いはしたことはないそうです。
学校に行くのが嫌だったそうなので、叔母さんがいても寂しく感じたり、色々と複雑な環境だったのかもしれません。
黒石さんは、小学校時代は少年野球、中学、高校時代はバスケットボール部に所属。
小学生のころから悪さをしていた黒石さん。すでに悪ガキの域を超えたかなりの不良だったそうです。
中学に入ると、ますます素行は悪くなりますが、「GTO」の漫画をみて、教師になりたいという夢を持っていたという一面もありました。
教師になる夢は叶わなかったものの、今は俳優として教師の役にチャレンジしてみたいそうで、田村淳さんと遠藤要さんとの対談では、嫌いだった授業を楽しく教えられる教師役をやってみたいと語っています。
引用元:レジュメディア公式
高校では、16歳の時に交番を襲撃し半年間少年院送りになったことがあり、校長先生からは自主退学を促されます。
また、17歳の時にはのれん分けで愚連隊を立ち上げ総隊長に就任。地元横浜では伝説のカリスマヤンキーとして有名でした。
しかし母親から、就寝中に枕に包丁を突き付けられ、「人に迷惑ばかりかけるなら母としてお前を殺して私も死ぬ」と言われ、これをきっかけに気持ちを入れ替え、無事に高校を卒業しています。
当時は恥ずかしくて誰にも言えなかったそうですが、北野武監督の映画『BROTHER』の影響を受け、夢をかなえるため、OUTSIDERに出ながら芸能学校にも通っていたそうです。
確かに、OUTSIDERに出ているカリスマヤンキーが芸能成学校に通っているというのは、言い出しにくいかもしれませんね。
そして、OUTSIDERの会場に来ていた芸能制作会社の幹部から「華がある」とスカウトされ、俳優としての第一歩を踏み出しました。
黒石さんは、OUTSIDERのおかげで今の自分があると、いつも感謝の気持ちを口にしています。
黒石高大のTHE OUTSIDER時代の戦績
こちらの章では、黒石高大さんのTHE OUTSIDER時代の活躍や戦績、伝説の試合についてご紹介します。
THE OUTSIDER戦績
THE OUTSIDERは、2008年に設立された前田日明プロデュースのアマチュアからプロ選手の育成を目的とした総合格闘技大会です。
黒石高大さんの戦績は、18戦7勝8敗2分1ノーコンテスト。
戦績としては負け越していますが、「負けても華のある選手」として、OUTSIDERをけん引するメンバーでした。
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
負 | 吉永啓之輔 | 1R 1:00 フロントチョーク | THE OUTSIDER 大田区総合体育館 SPECIAL | 2015年12月13日 |
引き分け | ダリアス | 引き分け | RINGS/ THE OUTSIDER SPECIAL | 2014年12月7日 |
負 | 奥木貴之 | 1R 2:07 TKO | THE OUTSIDER 第30戦 | 2013年4月6日 |
勝 | 渋谷莉孔 | 反則勝ち | RINGS X THE OUTSIDER | 2013年6月9日 |
引き分け | 渋谷莉孔 | 引き分け | RINGS/ THE OUTSIDER ヴォルク・ハン引退記念興行 | 2012年12月16日 |
勝 | MASAMUNE | 3分2R終了 判定3-0 | THE OUTSIDER 第22戦 | 2012年7月15日 |
勝 | 滝沢雄太 | 1R 1:58 三角締め | THE OUTSIDER 第19戦 | 2011年11月13日 |
負 | キリーフ・コンスタンティン | 1R 1:25 フロントチョーク | THE OUTSIDER 第16戦 | 2011年5月8日 |
勝 | SAMBO | 1R 0:18 KO | THE OUTSIDER 第13戦 | 2010年10月11日 |
負 | 和田周作 | 2R 1:53 TKO | THE OUTSIDER 第11戦 【60kg-65kgトーナメント2回戦】 | 2010年4月3日 |
勝 | 手塚勇太 | 1R 2:50 KO | THE OUTSIDER 第11戦 【60kg-65kgトーナメント1回戦】 | 2010年4月3日 |
負 | 武井勇輝 | 1R 1:33 腕ひしぎ十字固め | THE OUTSIDER 第8戦 【65kg-70kgトーナメント2回戦】 | 2009年10月11日 |
勝 | 滝本光成 | 2R 2:50 三角締め | THE OUTSIDER 第8戦 【65kg-70kgトーナメント1回戦】 | 2009年10月11日 |
勝 | 間野征尋 | 1R 1:29 チョークスリーパー | THE OUTSIDER 第7戦 | 2009年8月9日 |
負 | 野口悠介 | 2R 1:39 腕ひしぎ十字固め | クローズZERO II 公開記念 THE OUTSIDER SPECIAL | 2009年3月15日 |
無効試合 | 小森信綱 | 無効試合 | THE OUTSIDER 第4戦 | 2008年12月20日 |
負 | 増田良平 | 1R 0:02 KO | THE OUTSIDER 第弐戦 | 2008年7月19日 |
負 | 秋山翼 | 1R 1:24 スリーパーホールド | THE OUTSIDER | 2008年3月30日 |
THE OUTSIDER旗揚げ戦 第1試合 VS 秋山翼
この試合は、OUTSIDER旗揚げ戦だったのでまだ知名度が低く、黒石さんは先輩(高垣勇二さん)が出場することをきっかけに、ヤンキーや暴走族がたくさん集まる大会だと知ったそうです。
格闘技の経験はなかったものの、そんな面白そうな大会なら自分も出たいと思い、愚連隊を引き連れてノリで参加しました。
喧嘩の大会だと舐めてかかっていたため練習せず試合に挑み、1R 1:24でスリーパーホールドにより敗北。
会場にいた仲間の愚連隊たちは判定に不服を訴え、リングになだれ込み大暴れ。旗揚げ戦第1試合目から会場は大混乱になってしまいました。
伝説の2秒KO負け VS 増田良平
1戦目で敗北を喫した黒石さんですが、「たまたま負けただけ」だと豪語し、1試合目に続き2試合目も練習をせずに出場。
しかし、わずか2秒で失神KO負けという結果に!!
イキがっていた愚連隊の総長が2秒で失神KO負け!というインパクトある瞬間は、SNSなどで瞬く間に広がり面白動画として世界中で500万回以上も再生されました。
テレビ朝日の番組「しくじり先生」に出演した際に、10年の時を経て初めてその動画を見た黒石さん。
あれは格闘技じゃないと、当時の自分に絶句していました。
そして、試合後はまた愚連隊たちがリング上がり乱闘騒ぎ。これは黒石さんの試合ではお決まりとなり「黒石劇場」と呼ばれました。
試合前に相手を殴り無効試合 VS 小森信綱
1戦目、2戦目とあまりに衝撃的な負けを喫し、自分が弱いから家族にも迷惑をかけていると感じた黒石さんは、ようやく格闘技の練習を開始します。
やるとなると真面目で愚直な性格なので、朝は早起きしてランニング、職人として現場の仕事をこなし、ジムでトレーニングと、自身に追い込みをかけて猛練習しました。
万全の準備を整えて挑んだ試合でしたが、気持ちが高ぶりすぎたのでしょう。
ゴングが鳴る前に対戦相手の小森選手を殴ってしまい、ノーコンテストとなってしまいます。
初勝利! VS 間野征尋
引用元:ミルホンネット
この頃の黒石さんは、ノーコンテストの試合の後も野口悠介選手に負け、3連敗中。
「黒石、濱の狂犬なんて言われてるけど弱い」と観客から馬鹿にされていました。
しかし、前田日明さんは「暴走族の総長で応援隊をいっぱい引き連れて来るヤツは多かったが、負けると次は来ない。でも、黒石は何回でも挑戦して、えらいと思った」と、当時を振り返っています。
試合は、間野征尋選手に腕ひしぎ十字固めでOUTSIDER4試合目にしてついに念願の初勝利。
会場はスタンディングオベーション、拍手の渦が巻き起こりました。
引退試合 VS 吉永啓之輔(啓之輔)
引用元:KAY-YOU公式(拳で夢を叶えた黒石高大の鮮烈な幕引き)
2009年の初白星から7年半、OUTSIDERを盛り上げ全力で戦っていた黒石さんですが、俳優としての仕事に全力を注ぐために格闘技から引退する決意をします。
引退試合は、“キング・オブ・アウトサイダー”こと吉永啓之輔(啓之輔)選手との対戦が決まり、引退試合にふさわしいマッチメイクとなりました。
この組み合わせに対して、啓之輔選手は自身のTwitterに「黒石とは戦友だ。ただの友達じゃねぇよ。だから戦う!」と投稿。熱い戦いが期待されました。
会場では、リングに上がった黒石さんの名前がコールされると大量のジェット風船が宙を舞い華やかな引退試合を演出。
ゴングが鳴ると同時に黒石さんの右ミドルがヒットするも、啓之輔選手は素早く立ち上がり黒石さんがタックルを狙ってきた所で首を取りフロントネックロック。レフェリーが止め試合終了。
試合後マイクで黒石さんは、「負けて始まって負けで終わるって、ギャグかこの野郎!」と笑い泣き。
「負けても華がある男」の異名どおり本当に最後まで黒石さんらしい試合でした。
黒石高大のBreakingDown戦績
OUTSIDERを引退してから7年。
その間俳優として映画やドラマ、テレビに出演し着実に実績を積み上げていた黒石さんが、ブレイキングダウンで格闘家として復活。戦績を紹介します。
BreakingDown戦績
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
勝 | 瓜田純士 | 1分1R終了 判定5-0 | BreakingDown 12 | 2024年6月2日 |
負 | 安藤叶華 | 1分1R+延長1R終了 判定1-4 | BreakingDown 10 | 2023年11月23日 |
勝 | 咲人 | 1分1R終了 判定3-0 | BreakingDown 8 | 2023年5月21日 |
勝 | こめお | 1分1R+延長R終了 延長判定5-0 | BreakingDown 6 | 2022年11月3日 |
BreakingDown6 THE OUTSIDER対抗戦 VS こめお
引用元:バトルニュース
俳優として映画やドラマ、テレビで活躍していた黒石さんが、ブレイキングダウン6に電撃参戦。
この試合は「THE OUTSIDER vs BreakingDown対抗戦」の一環として行われました。
オーディションでは、THE OUTSIDERのレジェンドたちが登場。
黒石さんはブレイキングダウン選手の中で対戦したい相手を聞かれるも「対戦したい相手はいない、こういうノリだめなんです。くだらなくて笑っちゃう」と回答。
すかさずこめお選手が、「狂犬だか何だか知らねぇが瞬殺されてるだけじゃねえか?」と煽りモードに。
大人の対応を続ける黒石さんにこめお選手は「牙抜かれたんか?ひっぱたいたらカチンとくんのか?」と席を立ち詰め寄ります。
黒石さんのボディーガードの初見さん(はっちゃん)や、アウトサイダー陣がこめお選手を制止し、小競り合いの末こめお選手との対戦が決定しました。
試合前日記者会見では、音響の具合が悪いのか、こめお選手の煽りが聞こえない黒石さん。聞こえるように言ってくれの要望に、律儀に何度も同じことを繰り返すこめお選手。
見ていて思わず笑ってしまう展開に、「こめお選手可愛い」「黒石さん難聴?」とコメント欄は盛り上がっていました。(実際は音響が悪かったようです。)
試合は序盤、黒石さんが蹴りで攻めるも一進一退の攻防。1Rはドロー。延長では、黒石さんのハイキックがこめお選手の顎を直撃、ダウンを奪い勝利しました。
しかし、タックル禁止ルールにもかかわらず、OUTSIDER時代の癖でタックルしてしまった黒石さん。
グレーゾーンということになっていますが、黒石さん本人も試合後インタビューで謝っており、観客や視聴者からも反則では?との指摘が多く出た試合でした。
BreakingDown7 日韓対抗戦 VS 咲人
ブレイキングダウン7では、日韓対抗戦で戦いたいと、ひな壇から名乗りを上げました。
韓国にルーツを持つことで韓国チームとして出場する歌舞伎町ホストの咲人選手からの要望で対戦が決まります。
咲人選手とは61キロで戦うことが契約されており、試合前日午後6時に、「今から5キロ落とす」とInstagramに投稿。
5時間後には「余裕で5キロ落ちたぜ」と減量成功を報告し、当日も完璧な体で試合に挑み、周囲を驚かせました。
試合は、お互いにけん制し合う流れから、黒石さんが膝蹴りを連打。咲人選手に反撃のチャンスを与えず3-0での判定勝ちとなりました。
このカードは日韓戦2試合目。1試合目のミスター・ホンデ対信原空では日本が敗れていたので、黒石さんの勝利で1-1に。
しかし12戦を終え、韓国が7勝、日本が5勝で日本は負けています。
BreakingDown10 引退を賭けた戦い VS 安藤叶華
引用元:
ブレイキングダウン10では、運営側が10回という節目の大会として入学と卒業を賭けて戦うという下剋上企画を提案。
黒石さんは喧嘩自慢100人の中でベスト4に残った安藤叶華選手からの対戦希望に紳士的に対応。引退を賭けた対戦を快諾しました。
試合は1Rで決まらず、延長戦で安藤選手の右フックがヒットし黒石さんがダウン。すぐに立ち上がり反撃に転じますが、結果判定4-1で敗北。
試合後インタビューでは、「負けることを想定していなかったのでまだ状況が呑み込めない」と呆然とした様子を見せました。
また、ブレイキングダウンへの思いを聞かれ「こんな終わりだと思っていなかった。ブレイキングダウンには感謝しているし楽しかった。これからも続いて欲しい。」と答えています。
BreakingDown12 復活を賭けた戦い VS 瓜田純士
引用元:デイリースポーツ
ブレイキングダウン10では「負けたら引退」を条件で出場するも、安藤叶華選手に敗北し涙を飲んだ黒石さんでしたが、ブレイキングダウン12のオーディションに登場。
オーディション前日のオファーに参加を迷った黒石さんですが、まだ戦い続けていたいという気持ちは捨てきれず、この機会を逃せば復活はできないかもしれないとの思いから、参加を決意しました。
オーディションでは瓜田選手から「ブレイキングダウンでもう一度やりたいのかっていう意思確認をしたかった」と問われ、「正直やりたいはやりたいです。ただ、引退かけてやって、それで引退したくないはかっこ悪すぎるんで、それが心に引っかかってます」と本心を吐露。
瓜田選手は「俺が黒石高大と闘うことで引退を撤回してもらえたらなと思っている」と、提案。運営側も了承し、2人の対戦が決定しました
安堵の表情を見せた黒石さんは、「めちゃめちゃかっこ悪いですけど、ぜひよろしくお願いします」と、瓜田選手と握手を交わしました。
また、樋口武大さんのYouTubeチャンネルでは、男として引退撤回は格好悪いけれど、意地を張るだけが男の生き方じゃなくて、曲げるものは曲げなきゃいけないし。流れっていうものがあるからと、年を重ね考え方が柔軟になってきたと話していました。
かっこ悪いと認めながらも自分の道を歩いて行こうとする姿勢は、確かに若い頃とは違う年を重ねた今だからできる覚悟だと感じられます。
試合前記者会見では、黒石さんはブレイキングに復帰できた感謝、瓜田選手はOUTSIDER時代からの黒石さんへのリスペクトを伝え、ブレイキングダウンとしては異例の感動会見となりました。
試合は序盤、黒石さんが瓜田選手のキックを上手くさばきながら、右キックとパンチで攻めます。黒石さんのバックハンドブローが効き瓜田選手の足が止まったところへパンチの猛攻。
判定5-0で黒石さんの圧倒的勝利。
試合後マイクでは「本当に心から瓜田くん、ありがとうございます」と黒石さんが頭を下げ、「しゃべると泣きそうになるんで、ただただこの場所に立ててうれしいです。おっす、おっす」と喜んでいました。
しかし、この試合で右手の拳の骨がバラバラに折れてしまい3時間の大手術をすることになってしまいました。
試合終了のゴングが鳴るまで折れていることに気づかなかったそうなので、試合中の集中力とアドレナリンの量が半端ないんでしょうね。
引退発言からの復活で、アンチも多かった試合でしたが、怪我が治ってブレイキングダウンで活躍する姿が楽しみです。
黒石高大復活劇に関谷裕次郎ブチ切れ
黒石さんのブレイキングダウン復活には、瓜田選手の他に関谷裕次郎選手も動いていました。
黒石さんが負けた安藤選手と自分が対戦し、勝てば黒石さんをブレイキングダウンへ復活させるという道筋を作り、ブレイキングダウン11.5で実際に安藤選手に勝利していました。
ところが、黒石さんがブレイキングダウン12で瓜田選手の提案からの復活をとげた後、瓜田選手との対談で、「(関谷選手の動きには)もっと情けない気持ちになって、どちらかというと嫌だった」と心境を告白。
これに対し関谷選手は、黒石さんから電話で「(関谷選手の動きに対して)ありがとうございます。気持ちはうれしいです」と言われたと反論。
せめて復帰が決まったら事後報告でもいいから伝えて欲しかった。義理を欠いていると憤りを露わにしています。
その後仲直りをしたという情報もなかったので、まだわだかまりは溶けていないのかもしれません。
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、合わせてご覧ください!
黒石高大 俳優業・芸能活動
引用元:ENCOUNT公式 インタビュー
生い立ちの章でも触れましたが、黒石さんは愚連隊の総長時代に、仲間に内緒で芸能学校に通うほど、役者になりたいと思っていました。
芸能界に入るきっかけは、OUTSIDERの試合を見に来ていたウッドオフィスという芸能制作会社の幹部からのスカウトだそうなので、リングの上でひときわ輝いていたのでしょうね。
当初は、格闘家や現場の仕事と掛け持ちでしたが、次第に芸能活動に専念したいと思うようになり格闘家から引退する決意を固めます。
作品としては、「アウトレイジ ビヨンド」や「孤狼の血」など、人気のある映画への出演。「SAVAGE 獲るのは誰だ?」では、主役を務めるなど俳優としての地位を築いています。
Vシネマ、CONNECT 覇者への道は人気シリーズとなっており、役者以外にも、ヤンキー向けのファッション誌「SOUL JAPAN」で専属モデルとしても活躍。
また、テレビドラマやバラエティ番組にも出演し、特にテレビ朝日の「しくじり先生」では、格闘技ファン以外からの認知度を一気に高めました。
「OUTSIDERがなかったら、自分はどうしようもない人間のままだったと思う」と、THE OUTSIDERの創設者、前田日明氏に感謝の言葉を述べ、今自分がこのような仕事が出来ているのは、刺青を入れなかったからという側面もある。
刺青を否定する訳ではないが、将来を考えた時に選択の幅を狭めてしまうこともあるので、若い人たちが安易に刺青を入れる風潮に対して、よく考えてみて欲しいとも呼び掛けています。
黒石高大の職業・年収は?
黒石さんの職業は、主に芸能活動と格闘家です。
知名度を活かしてスロットの来店イベントに参加したり、格闘技イベントの審査員やゲストとして参加することも多いようです。
他にも、日本酒のプロデュース「男の辛口黒」も手掛け、自伝の漫画「ノライヌ」も出版されています。
また、YouTubeやInstagram、Xなどのプラットフォームでも積極的に発信し、Instagramでは10万人以上のフォロワーを抱えています。
ブレイキングダウンへの出場の際には、金がないからとか、売名行為などといったアンチコメントもありましたが、実際のところはわかりませんでした。
黒石高大の家族や彼女は?
黒石さんには、母親と妹さんがいます。幼い頃に両親は離婚し、叔母さんと暮らしていた時期もあったそうです。
現在は、YouTubeで母親と一緒に視聴者の質問に答えるなど、仲の良さそうな様子が投稿されています。
また、見ての通り黒石さんはイケメンですから、昔から女性にはモテたそうです。
Instagramのコメント欄などは、女性ファンからの熱いメッセージであふれており、、彼女はいるの?結婚は?と気になる方も多いでしょう。
瓜田さんと英虎さんとのコラボ動画で、タイプの女性は一般の人で「存在が明るい子、いるだけでパッて華やかな女の子」だそうですが、結婚はしたくないとも話しています。
絶対不倫しないって思って結婚しても、どっかで交通事故みたいなことがあったりするかもしれない。芸能界はそのリスクは高いと思っているそうです。
真面目で硬派な性格が出ていますね!
まとめ
黒石高大さんは、格闘家から俳優に転身、現在はブレイキングダウンで格闘家としても復活し、多方面で精力的に活動しています。
筋の通った漢らしい言動に男性ファンも多い反面、少し筋が外れると批判され炎上することもありますが、年を重ね自分の生き方に自信を持って前を向く姿は、とてもかっこいいと思います。
今回、黒石さんについて深堀りしていく中で、OUTSIDER初期メンバーの、それぞれの個性を尊重しリスペクトし合う姿に、上辺だけではない本当の絆があるように感じました。
黒石さんの次回ブレイキングダウンでの試合はまだ決まっていませんが、今後も格闘家や俳優としてますます幅広く活躍されることでしょう。