皆さんは、“生野の回天”ダイスケをご存知でしょうか?
BreakingDownの喧嘩最強決定戦で大阪代表の1人として出場し、その後も本戦に不定期で出場しています。
2024年には恐喝の容疑で逮捕され、SNSが大きくざわつくこととなりました。
この記事では、ダイスケの逮捕、戦績、年収、彼女などについて紹介します。
ダイスケのWiki風プロフィール
引用元:ダイスケ公式Instagram(@daisuke_b.d9)
| 本名 | 山本 大介 |
| 生年月日 | 1989年 |
| 出身地 | 大阪府大阪市生野区 |
| 通称 | 生野の回天 |
| 身長 | 175センチ |
| 体重 | 71キロ |
| 階級 | ライト級 |
| 格闘技歴 | ボクシング1年 |
ダイスケは、1989年生まれの35歳(2025年1月時点)で、大阪府出身の日本人格闘家です。
身長175センチ、体重71キロのライト級選手で、「生野の回天」という通称で知られています。
通称の由来となった「回天」とは、第二次世界大戦末期に日本海軍が開発した人間が乗って操縦する魚雷のことです。
この魚雷は、人が乗り込み、敵の船に体当たりして攻撃する特別な兵器として使われました。
ダイスケも敵に向かって突き進むファイトスタイルを得意としているので、ピッタリな通称ですね!
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、併せてご覧ください!
ダイスケの経歴
生まれ育った生野について
ダイスケは1989年に大阪府大阪市生野区で生まれました。
同じ生野区出身の有名人にはタレントのアンミカさん、元プロ野球選手の福本豊さん、作家の東野圭吾さんがいます。
生野区は大阪の中では決して治安が良い方ではありません。
生野区の治安が悪かった全盛期に関するエピソードとして
- 自転車が日常的に盗まれる
- 学校のクラスに必ず数人不良がいる
- 授業中先生は生徒に絶対に背を向けない(不良に狙撃されるから)
などが挙げられます。
カオスな環境で育ったダイスケは徳修拳というジムに所属し、地下格闘技「ZERO」に出場するなど、格闘家としてのキャリアを順調に積んでいきます。
そんなダイスケはある日、とある動画に出演します。
全国の喧嘩自慢を集めてみた【大阪編】です。
喧嘩自慢最強決定戦大阪代表へ
引用元:朝倉未来公式YouTubeチャンネル
全国の喧嘩自慢が地区ごとに集まり、最強を決めるこの戦い。
大阪代表の監督を務めるのは、”アウトロのーカリスマ”瓜田純士さんと”150kgの最恐ラガーマン”ノッコン寺田さんです。
全身に入れ墨を入れた瓜田さんと常人離れした体格のノッコン寺田さん。
この二人が並んで話している絵面が既に強さを醸し出していますね。
70人の候補者が集められたジムでダイスケは「ここで人生に変えに来た、大阪で一人選ぶんやったら自分を選んでほしい」と高らかに名乗りを挙げます。
ダイスケは「自分を大きく見せるやつが嫌い、そういうやつをねじ伏せに来た」と言い放った八木慧斗さんとスパーリングし、見事ダウンを奪取!
代表候補者にはもう一人ジローという選手がいましたが、瓜田さんから「彼はBreakingDownの趣旨に一番合っている男」と高い評価を受け、ダイスケはライト級の選手として出場が決定しました。
ちなみにこのジローという選手の正体は、現在もBreakingDownに出場しているよしきまるさんです。
この動画ではよしきまるさんの兄であるシモミシュランさんや”ナニワのビーバッププリンス”リキさんなど、現在も活躍中の選手が多く出演しているのでBreakingDownが好きな方は要チェックです!
尚、初代喧嘩自慢大阪代表メンバーはコチラでも紹介しています。
ダイスケの戦績
| 勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会年月日 |
|---|---|---|---|
| 勝 | 金城 | 判定5-0 | BD17:2025年9月27日 |
| 勝 | 283aka我武者羅 | 判定5-0 | BD16:2025年7月13日 |
| 負 | 誠 | 判定0-3 | BD14.5:2025年1月25日 |
| 負 | 金森雄大 | 判定0‐5 | BD11:2024年2月18日 |
| 負 | 啓之輔 | 延長 判定0‐5 | BD10:2023年11月23日 |
| 負 | 細川一颯 | 判定0‐5 | BD9:2023年8月26日 |
BreakingDown9
引用元:ENCOUNT
BreakingDown9でダイスケは喧嘩自慢大阪代表のライト級選手として出場しました。
対戦相手は北関東代表の細川一颯さんです。
細川さんは6歳から11歳まで極真空手を習い、全日本優勝という優れた実績を持っています。
その後萩原裕介さんが社長を務める会社「萩原工業」で社員として働いているとき萩原さんに勧められ、2022年から総合格闘技を始めました。
試合が始まると、細川さんがスピードの乗った右のハイキックでダイスケを圧倒。
試合開始後10秒で細川さんがダイスケの顔面にハイキックを決め、ダウンを取られてしまいます。
その後もダイスケも奮闘しますが、動きを見極められてしまい、0‐5の判定負けを喫しました。
ちなみにダイスケは試合前に「負けたら丸刈りと眉毛の全剃りをする」と公約しており、試合後瓜田さんのXにて丸刈り眉毛なしとなった姿を公開しています。
BreakingDown10
引用元:デイリー
BreakingDown10でダイスケは”キング・オブ・アウトサイダー”啓之輔さんと対戦しました。
この対戦はTHE OUTSIDER勢との世代交代対決であり、OUTSIDER勢は負けたらBreakingDown引退という大きな代償を背負います。
ダイスケは喧嘩自慢の有望株として選ばれ、2日間の強化合宿に参加。
合宿で瓜田さんとノッコン寺田さんの厳しい指導を耐え抜いたダイスケはオーディション会場で啓之輔さんとバチバチのにらみ合いの末、ビンタを一発食らわせませす。
これには啓之輔さんも大会CEOである溝口さんに対して「これやる意味あります?」と不満を隠しきれないまま、本戦が決定。
試合が始まると、ダイスケが積極的に攻撃を入れますが、展開は大きく動かず延長へ。
第2ラウンドでは啓之輔さんが積極的に攻め、フェンス際で膝蹴りを叩き込みます。
第3ラウンドではダイスケが啓之輔さんの膝蹴りを連発で食らってしまい、0‐5の判定負けとなってしまいました。
BreakingDown11
引用元:ENCOUNT
BreakingDown11でダイスケは喧嘩自慢大阪代表として出場しました。
対戦相手は大宮代表の”不屈の血統者”金森雄大さんです。
金森さんは埼玉県大宮市出身で喧嘩無敗、地下格闘技無敗という戦績を残しており、大宮代表監督の冨澤大智さんとYA-MANさんからも高く評価されています。
試合が始まるとすぐに金森さんの左フックがダイスケの顎に直撃し、ダイスケはたまらずダウン。
すぐに立ち上がったものの、金森さんの攻撃は続き0‐5の判定負けを喫しました。
BreakingDown14.5
引用元:サンスポ
BreakingDown14.5でダイスケは”北九州最強喧嘩師”誠さんと対戦しました。
この試合は、ダイスケが後述の逮捕騒ぎで約1年間、BreakingDownから疎遠になっていた後、禊として参戦する形で実現しました。
対戦相手の誠さんは北九州代表の松井健さんのセコンドについた際、舞台裏で松井さんの対戦相手だった江畑秀範さんを襲撃し炎上した経緯があります。
また、この試合は通常とは異なる「Breaking Slap」というルールが日本で初めて導入されました。
「Breaking SLAP」はアメリカで流行しているPower SLAPを踏襲したもので、1対1で選手が対峙し、順番にビンタを最長で3回ずつ相手に食らわせ競い合うという過激なルールです。
ダイスケは2回誠さんのビンタを耐えましたが、3回目でダイスケの体がぐらつき、判定負けとなってしまいました。
ブレイキングダウン16 VS 283aka我武者羅
引用元:GONG
2025年7月13日、「BreakingDown16」が大阪・おおきにアリーナ舞洲で開催され、第19試合では喧嘩自慢ライト級ワンマッチ(キックルール)が行われた。
この試合は、茨城代表の283aka我武者羅と、大阪代表のダイスケによる地域対抗戦として注目を集めた。
試合開始と同時に、ダイスケは圧力のある前進と重たい打撃でペースを握りにかかる。
283aka我武者羅も気持ちのこもった応戦を見せるが、ダイスケのパンチの精度に押される場面が増えていった。
中盤にはダイスケの右ストレートがクリーンヒットし、場内にどよめきが起きる。
我武者羅は距離を取りながら反撃の機会を狙うが、ダイスケの連打を止めるには至らなかった。
終盤もダイスケは攻撃の手を緩めず、最後まで前に出続けて有効打を積み重ねる。
我武者羅は気迫のこもった姿勢を崩さなかったものの、ダメージの蓄積とヒット数の差が目立った。
1ラウンド目はドローだったが、2ラウンド目はジャッジ5名全員がダイスケを支持する【判定0-5】で決着。
ダイスケが堂々たる内容で勝利を収め、大阪代表としての存在感を示した。
敗れた我武者羅も最後まで諦めずに戦い抜き、会場からは両者に大きな拍手が送られた。
ブレイキングダウン17 VS 金城
引用元:サンスポ
ブレイキングダウン17、第7試合はウェルター級MMAルールで行われた一戦。
実力派の金城と、総合格闘技経験豊富なダイスケが激突!
お互い、気迫あふれる入場で会場のボルテージを一気に高めた。
この試合は、まさに「MMAの教科書」とも言えるような展開。
試合巧者・ダイスケが主導権を握り、
終始ペースを譲らずに判定5-0の完勝を飾った。
■ 立ち上がりから緊張感MAX
ゴングと同時に両者は中央へ。
金城は得意の打撃レンジでプレッシャーをかけるが、
ダイスケは落ち着いた表情でジャブとステップを使い、距離をコントロール。
すぐにタイミングを見極めて、テイクダウン狙いのフェイントを混ぜるなど、
MMAらしい駆け引きを展開。
金城も警戒しつつも、やや対応に追われる時間帯が続いた。
■ ダイスケ、グラウンドで圧倒!
1R中盤、ダイスケがついにテイクダウンを成功!
そのままサイドポジションを奪い、的確なパウンド連打で主導権を完全に掌握。
金城も懸命に立ち上がろうとするが、
ダイスケのコントロールはまさに職人技。
ポジションをキープしつつ、無駄のない動きでポイントを積み重ねていく。
場外からは「落ち着いて!」「いいぞダイスケ!」と声援が飛ぶ。
その声に呼応するように、ダイスケは一切隙を見せない。
■ 金城、最後まで諦めず
劣勢の中でも、金城は最後まで闘志を失わない。
スタンドに戻ると、渾身の右フックや膝蹴りを繰り出し、
逆転の一撃を狙い続けた。
しかし、ダイスケのディフェンスと距離感が絶妙。
ラウンド終盤まで試合を完全に支配し、
終了のゴングと同時に、会場からは大きな拍手が送られた。
■ 判定は満場一致!5-0でダイスケの完勝
試合後、判定は5-0の満場一致。
文句なしの内容で、ダイスケが勝利を収めた。
試合後のマイクでは、冷静な笑みを浮かべながら
「これが俺のMMAスタイルです」
と力強くコメント。
テクニック・メンタル・戦略、どれも一枚上を行く戦いぶりだった。
こちらでは、ブレイキングダウン関連選手の事件録をまとめております。
宜しければ、合わせてご覧ください!
ダイスケの逮捕について
引用元:瓜田夫婦公式YouTubeチャンネル(@uritahuuhu)
ダイスケは2024年3月に恐喝容疑で逮捕されました。
2023年12月、大阪で開催された格闘技イベント「OSAKA KINGDOM」に参戦していたダイスケは観戦に来ていたTikTokerのウォーン会長に煽るような言動をされました。
勿論これはウォーン会長が大会主催者と示し合わせた上で行ったのですが、リング上のダイスケはヒートアップし、ウォーン会長を殴ってしまいます。
その場は周りの人間が止めたため大きな騒ぎになりませんでしたが、イベントが終わってウォーン会長が帰ろうとしたときダイスケが会長を呼び止めました。
その後、ダイスケと他の4人がウォーン会長に「けじめを取れ」と詰め寄り、最終的にウォーン会長は大会のスポンサーとして30万円を振り込むことを強いられたのです。
これが恐喝容疑だとみなされ、ダイスケとその場にいたシェンロンさん、サップ西成さんら5人は逮捕、起訴されることとなりました。
その後、主犯格とみなされたダイスケは罰金を科せられ、他の4人については不起訴処分となったそうです。
この事件はBreakingDownに大きく影を落とすこととなりました。
ダイスケの年収は?
ダイスケの年収は本人が公表していないので不明です。
そんなダイスケの職業ですが、生まれ育った地である大阪市生野区で「ちょい飲み 実家」という居酒屋を経営しているそうです。
こちらの居酒屋は寺田町駅から徒歩10分と近く、GoogleMapの口コミも4.8と非常に高い評価を得ているので、興味のある方は一度行ってみてはいかがでしょうか?
ダイスケは結婚してる?
2025年2月現在、ダイスケは結婚しているようです。
本人のInstagramにお相手が時々出演しているので要チェックです!
まとめ
引用元:ダイスケ公式Instagram(@daisuke_b.d9)
今回は、ダイスケの経歴や戦績、年収などについて紹介しました。
ダイスケが起こした逮捕騒動は決して褒められることではありませんが、瓜田さんはそんなダイスケに対し「不良の金の稼ぎ方、不良としての生き方しか知らない」と評価しています。
ダイスケはBreakingDownというコンテンツのあり方に一石を投じた選手なのかもしれません。
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、併せてご覧ください!
こちらでは、ブレイキングダウン関連選手の事件録をまとめております。
宜しければ、合わせてご覧ください!

























