皆さんは元谷友貴という格闘家をご存知でしょうか?
日本の総合格闘家として活躍する元谷友貴は、DEEPで圧倒的な勝率を誇り、現在はRIZINにも挑戦しています。
2024年大晦日のRIZINにも出場が決まっており、注目を集めるベテラン格闘家です。
今回は、そんな元谷友貴についてご紹介します。
元谷友貴のwiki風プロフィール
先ずは、元谷友貴選手がどんな人かのwiki風プロフィールをご紹介します。
引用元:X@yuki_motoya
本名 | 元谷友貴(もとや ゆうき) |
生年月日 | 1989年9月14日 |
出身地 | 石川県加賀市 |
身長 | 170cm |
体重 | 61kg |
階級 | フライ級 → バンタム級 |
所属 | アメリカン・トップチーム |
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格闘技歴
元谷友貴は、元々サッカーやサーフィンを楽しむ学生でした。
サッカーでは石川県代表に選ばれるほどの実力を持っていましたが、高校のサッカー部が強豪校ではなかったことから、次第にサーフィンに興味を移していきます。
そして、トレーニングの一環としてキックボクシングを始めたことが、格闘技への道の第一歩となりました。
格闘技を始めた際には「自分がどれほど弱いか」を痛感し、それがさらなる練習へのモチベーションにつながったと語っています。
特に総合格闘技(MMA)の試合に初めて出場した際には寝技で何もできず、悔しさから本格的に練習を開始しました。
元谷友貴のこれまでの戦績
次に元谷友貴のプロとしての戦績をみていきましょう。
DEEP
勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会 | 開催日 |
勝 | 石田ガリット勝也 | TKO | DEEP CAGE IMPACT 2011 in Nagoya | 2011年7月10日 |
勝 | 板谷一樹 | TKO | Club DEEP in DIANA 2 | 2011年8月21日 |
負 | 春日井“寒天”たけし | 一本 | club DEEP 公武堂ファイト | 2011年10月9日 |
負 | 加藤直之 | TKO | DEEP CAGE IMPACT 2011 in TOYAMA | 2011年11月27日 |
勝 | 崎村暁東 | 一本 | DEEP フライ級王座決定トーナメント 1回戦 | 2012年3月25日 |
勝 | 加藤直之 | 3-0 | DEEP フライ級王座決定トーナメント 準決勝 | 2012年7月22日 |
勝 | 木部亮 | KO | DEEP フライ級王座決定トーナメント 決勝戦 | 2012年7月22日 |
勝 | 柴田“MONKEY”有哉 | 3-0 | DEEP CAGE IMPACT 2012 in TOKYO 2nd ROUND | 2012年12月8日 |
勝 | 青山忍 | TKO | DEEP TOYAMA IMPACT 11 | 2013年4月14日 |
負 | 和田竜光 | 1-4 | DEEP 63 IMPACT フライ級タイトルマッチ | 2013年8月25日 |
勝 | 清水清隆 | 3-0 | DEEP 64 IMPACT | 2013年12月22日 |
勝 | 今成正和 | 3-0 | DEEP 65 IMPACT | 2014年3月22日 |
勝 | 前田吉朗 | 一本 | DEEP 67 IMPACT | 2014年6月22日 |
勝 | 和田竜光 | 一本 | DEEP 68 IMPACT フライ級タイトルマッチ | 2014年8月23日 |
勝 | マット・マンザナレス | TKO | DEEP DREAM IMPACT 2014 〜大晦日SPECIAL〜 | 2014年12月31日 |
勝 | チェ・ジョンホン | 一本 | DEEP72 IMPACT | 2015年5月17日 |
勝 | 小島壮太 | 5-0 | DEEP 73 IMPACT フライ級タイトルマッチ | 2015年10月17日 |
勝 | コ・ドンヒョク | 一本 | DEEP 77 IMPACT | 2016年8月27日 |
勝 | DJ.taiki | 3-0 | DEEP CAGE IMPACT 2016 in KORAKUEN HALL | 2016年10月18日 |
勝 | ビョン・ジェウン | 3-0 | DEEP 82 IMPACT | 2018年2月24日 |
勝 | ムン・ジェフン | TKO | DEEP 84 IMPACT | 2018年6月30日 |
勝 | 釜谷真 | 一本 | DEEP 86 IMPACT バンタム級王座決定戦 | 2018年10月27日 |
負 | ビクター・ヘンリー | 2-3 | DEEP 88 IMPACT バンタム級タイトルマッチ | 2019年3月9日 |
勝 | 大塚隆史 | 3-0 | DEEP 94 IMPACT | 2020年3月1日 |
勝 | 米山千隼 | 一本 | DEEP 99 IMPACT | 2020年11月1日 |
勝 | 昇侍 | 一本 | DEEP 100 IMPACT~20th Anniversary~ | 2021年2月21日 |
勝 | CORO | TKO | DEEP 116 IMPACT | 2023年11月11日 |
勝 | 平松翔 | 一本 | DEEP 119 IMPACT | 2024年5月3日 |
DEEPでの戦績は、28戦24勝4敗。
2011年7月10日、DEEP名古屋大会でプロデビューを果たし、TKO勝利を収めました。
その後も快進撃を続け、2012年には初代DEEPフライ級王座決定トーナメントで優勝。
22歳という若さでDEEP史上最年少王者となりました。
その後もDEEPで活躍し、第3代フライ級王座(2014年)や第7代バンタム級王座(2018年)を獲得するなど、2階級制覇を達成しました。
RIZIN
引用元:X@yuki_motoya
勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会 | 開催日 |
無効 | フェリペ・エフライン | – | RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS | 2015年12月29日 |
勝 | アラン・ナシメント | 2-1 | RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND | 2016年12月29日 |
負 | 堀口恭司 | 0-3 | RIZIN 2017 in YOKOHAMA | 2017年4月16日 |
勝 | 祖根寿麻 | 一本 | RIZIN.12 | 2018年8月12日 |
勝 | ジャスティン・スコギンズ | 一本 | RIZIN.14 | 2018年12月31日 |
負 | 扇久保博正 | 1-2 | RIZIN.17 | 2019年7月28日 |
負 | パトリック・ミックス | 一本 | RIZIN.20 | 2019年12月31日 |
勝 | 魚井フルスイング | 一本 | RIZIN.23 – CALLING OVER – | 2020年8月10日 |
負 | 井上直樹 | 一本 | RIZIN.26 | 2020年12月31日 |
勝 | 岡田遼 | 3-0 | RIZIN.28 バンタム級JAPANグランプリ1回戦 | 2021年6月13日 |
負 | 瀧澤謙太 | TKO | RIZIN.30 バンタム級JAPANグランプリ2回戦 | 2021年9月19日 |
勝 | 金太郎 | 3-0 | RIZIN.33 バンタム級JAPANグランプリリザーブマッチ | 2021年12月31日 |
勝 | アラン“ヒロ”ヤマニハ | 3-0 | RIZIN.35 | 2022年4月17日 |
勝 | 太田忍 | 3-0 | RIZIN.37 | 2022年7月31日 |
勝 | 倉本一真 | 3-0 | RIZIN LANDMARK 4 | 2022年11月6日 |
勝 | ホジェリオ・ボントリン | KO | RIZIN.40 | 2022年12月31日 |
負 | 朝倉海 | KO | RIZIN.42 | 2023年5月6日 |
負 | ヴィンス・モラレス | 0-3 | RIZIN.45 | 2023年12月31日 |
勝 | 太田忍 | 一本 | RIZIN.48 | 2024年9月29日 |
勝 | 秋元強真 | 3-0 | RIZIN.49 | 2024年12月31日 |
RIZINでの戦績は、20戦12勝7敗1無効試合。
2015年12月29日の試合では、対戦相手のフェリペ・エフラインが体重オーバーのため、ノーコンテストとなりました。
RIZINでは、日本国内外のトップ選手たちと数多くの試合を行っています。
堀口恭司や井上直樹など強豪との対戦経験も豊富で、日本軽量級トップファイターとして安定した実力を発揮しています。
また、「寝技のデパート」と称されるほど多彩な寝技テクニックを持ちながら、打撃でも高いレベルのパフォーマンスを見せるオールラウンダーとして知られています。
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2024年大晦日RIZIN出場!
2024年の大晦日に開催される「RIZIN DECADE」では、元谷友貴がバンタム級王座次期挑戦者決定戦で秋元強真と対戦します。
対戦相手の秋元強真は、わずか18歳ながらRIZINで2連勝中という勢いのある若手です。
鈴木博昭や金太郎といった実力者を下しており、そのスピードと打撃力が高く評価されているので、経験豊富な元谷に対して、秋元がどれだけ自分のペースで試合を進められるかが注目されます。
試合当日
試合開始後、最初にプレッシャーをかけ始めたのは秋元選手でした。
秋元選手は立ち技をメインにパンチ主体に攻撃をしましたが、元谷選手はテイクダウンを狙いトップポジションを確立後に攻防を繰り広げました。
2ラウンド以降、テイクダウンを狙う元谷選手が近づいた際に膝蹴りを合わせる指示が入り、絶妙に合わせていくものの再び元谷選手がテイクダウンを取り秋元選手は防戦一方。
スタンドの展開では秋元選手が優勢だったが、一度テイクダウンを取られると元谷選手が主導権を握り続けそのまま判定へ。
結果、3-0で元谷選手が勝利を収めました。
勝者となった元谷選手は、2025年3月30日に開催される「RIZIN.50」で王者・井上直樹選手とバンタム級のタイトルマッチが行われる予定です。
王座奪還を目指して頑張って欲しいです。
獲得タイトル
元谷友貴は、アマチュア時代に2つ、プロ時代に3つのタイトルを獲得しています。
DEEPにおいては、DEEP史上初の2階級制覇を達成しました。
- 第8回中部アマ修斗フレッシュマントーナメント ライト級 優勝
- アマチュアシュートボクシングトーナメント -65kg級 優勝
- 初代DEEPフライ級王座
- 第3代DEEPフライ級王座
- 第7代DEEPバンタム級王座
元谷友貴の年収は?
引用元:X@yuki_motoya
元谷友貴選手の年収について、正確な情報は公開されていませんが、約600万円〜1,600万円程度と推定されています。
RIZIN中堅選手の場合、ファイトマネーは1試合あたり数百万円と推定され、 RIZINに限らずDEEPにも出場しているため、試合数に応じたファイトマネーが収入となっています。
また、試合時のスポンサー収入や、YouTube収益などを考えると、約600万円〜1,600万円位の間で推移しているのではないかと考えられています。
元谷友貴は結婚してる?
元谷友貴選手は結婚しており、妻は由久美(ゆきみ)さんという一般の方です。
夫妻には3人の子供がいて、娘が2人、息子が1人います。
妻との馴れ初めについては、彼女が元谷選手に出会った瞬間に「この人と結婚する」と直感し、それを本人に直接伝えたというエピソードがあります。
当時、元谷選手は驚き「怖い」と感じたそうですが、その後交際が進み結婚に至りました。
Xには、なんとも微笑ましい家族の様子も公開されています。
まとめ
いかがでしたか?
元谷友貴選手は、偶然始めたキックボクシングからプロ総合格闘家へと成長し、多くのタイトルを獲得してきました。
そんな元谷友貴が今後どんな活躍を見せてくれるのか、また2024年大晦日のRIZINでは、若手相手にベテランの実力を見せつけることができるのか、注目が集まります。
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