皆さんは、モギ(茂木優樹)さんをご存知でしょうか?
「THE OUTSIDER」や地下格闘技界で200戦を戦い、「鹿島灘のエンドレスマシンガン」という異名を持つ格闘家です。
モギと親しみを込めて呼ばれ、独自のスタイルとマイペースな面白さが魅力。
ヒロ三河率いる「三河幕府」のメンバーで、近年はブレイキングダウンでも注目を集める存在です。
今回は、そんな彼のプロフィールや、「THE OUTSIDER」・ブレイキングダウンでの戦績、年収や彼女についても徹底解説します。
モギ(茂木優樹)のwiki風プロフィール
引用元:YouTube【BreakingDown】
本名 | 茂木優樹(もぎゆうき) |
生年月日 | 1987年6月15日 |
身長 | 175㎝ |
体重 | 83kg(BD15.5) |
階級 | ウェルター級~ミドル級 |
格闘技歴 | ボクシング |
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、合わせてご覧ください!
モギ(茂木優樹)の生い立ちとは?
喧嘩三昧の10代
引用元:YouTube【公式 BreakingDown】
モギ(茂木優樹)さんは、茨城県出身だと思われますが、ブレイキングダウン選手プロフィールでは、出身地を「タイ王国」としています。
何かつながりがあるのか、冗談なのかわかりませんが、彼のInstagramには南国の風景が多く投稿されています。
若い頃から喧嘩に明け暮れていましたが、暴走族やグループには属さず、一匹狼のような存在で、挑まれれば受けるというスタンスを貫いていました。
モギさんの、鹿島灘のエンドレスマシンガンという異名にある鹿島灘とは、茨城県東部の大洗岬から千葉県東部の犬吠埼にかけて広がる太平洋沿いの海域です。
引用元:XPRIDE fish HP
主に茨城県の鹿嶋市、神栖市、鉾田市、さらに千葉県銚子市などの沿岸に面しており、魚介類が美味しいそうですよ。
格闘技歴
- 2010年、鹿島灘ジム所属のプロボクサーとして、スーパーウェルター級でデビュー。
引用元:武士道ボクシングⅢ
2010.10.26
★Sウェルター級4回戦
×茂木 優樹(鹿島灘)
1R (1分22秒)TKO
○澤地 正(相模原)
- 2011年2月からは「THE OUTSIDER」に出場。
2016年12月までの約5年間で12試合を戦っています。
- 地下格闘技では、「NEXUS」や、三河幕府主催の「九十九里CUP」や「KAMEHOUSECUP」など。
ブレイキングダウンでは地下格闘技200戦との紹介もあったので、他にも多くの大会に出場していたのでしょうね。
モギ(茂木優樹)の「THE OUTSIDER」戦績
「オレより強いやつがいるなら、そいつらとやってみたいなと思った」という理由で「THE OUTSIDER」に参戦したきっかけを語っているモギ(茂木優樹)選手。
当時は、「THE OUTSIDER」の全盛期。モギ選手は、喧嘩自慢たちが拳を交えるその熱狂の渦中で熱戦を繰り広げました。
引用元:イーファイト【この人に聞けインタビュー】
「THE OUTSIDER」戦績
「THE OUTSIDER」では、15戦戦ったという情報もありますが、勝敗が判明したのは12戦6勝6敗(勝率50%)となっています。
「THE OUTSIDER」で抜群の知名度と実力を誇る萩原裕介選手とも対戦しており、デビューから4連勝という輝かしい戦績も残しています。
勝敗 | 対戦相手 | 結果・内容 | 大会名・会場 | 開催日 |
---|---|---|---|---|
勝 | N.H.三郎 | 判定 | THE OUTSIDER 第15戦 | 2011年2月13日 |
勝 | 八重泉ツトム | 判定 | THE OUTSIDER 第17戦 | 2011年7月17日 |
勝 | 八巻健二郎 | 2R1分、TKO | THE OUTSIDER 第18戦 | 2011年8月21日 |
勝 | YASUAKI | 判定 | THE OUTSIDER 第19戦 | 2011年11月13日 |
敗 | 萩原裕介(群馬のリアルアウトロー) | 判定 | THE OUTSIDER 第20戦 | 2012年2月12日 |
敗 | 宮永一輝 | 判定 | THE OUTSIDER 第21戦 | 2012年5月13日 |
敗 | 齊藤勇駿 | 判定 | THE OUTSIDER 第29戦 | 2014年4月6日 |
勝 | 亀やん | 1R 39秒 TKO | THE OUTSIDER 横浜大会(横浜文化体育館) | 2014年12月7日 |
敗 | 大木翔 | 判定 | THE OUTSIDER 第37戦 | 2015年9月6日 |
勝 | イノセンスK | 判定 | THE OUTSIDER 大田区総合体育館 SPECIAL | 2015年12月13日 |
敗 | 軽部秀和 | 判定 | THE OUTSIDER 第39戦 | 2016年3月27日 |
敗 | 松本峰周 | 判定 | RINGS/THE OUTSIDER ~SPECIAL~ | 2016年12月11日 |
THE OUTSIDER vs 八巻健二郎
引用元:GOD BRESS THE RING(茂木が(上)マウントパンチで勝負を決めた)
2011年8月21日に行われたTHE OUTSIDER第18戦では、モギ選手が終始主導権を握ったワンサイドゲームでした。
1ラウンドは八巻健二郎選手のタックルを切って上を取り、マウントからパンチを連打し続けて終了。
2ラウンドも八巻選手のタックルを潰して再びマウントを奪い、パウンド連打でレフェリーストップ。モギ選手が圧倒的な力を見せつけて勝利を収めています。
試合後には「前田さん、俺にはディファはちっちゃいね。次は横浜でやらせて下さい」と強気のマイクアピールを披露しました。
THE OUTSIDER vs イノセンスK
引用元:バトル・ニュース
THE OUTSIDER 大田区総合体育館 SPECIALでモギ選手は、1ラウンドでカウンターのストレートを決めてイノセンスK選手からダウンを奪いました。
2ラウンドでは相手の関節技を粘り強く防ぎ、判定2-0で勝利し、打撃とディフェンスの強さを見せた試合でした。
モギ選手はこれまでの連敗を払拭するような鋭い動きと勢いで、ファンの記憶に残る試合となりました。
余談ですが、この「THE OUTSIDER 大田区総合体育館 SPECIAL」は、黒石高大選手の引退試合が行われ、黒石高大vs.啓之輔のスペシャルマッチが行われた大会でした。
この記事を読んでいらっしゃる方の中には、記憶に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
THE OUTSIDER vs 軽部秀和
引用元:バトル・ニュース(上軽部選手・下モギ選手)
2016年3月27日に行われたTHE OUTSIDER 第39戦。
軽部秀和選手との対戦は、モギ選手が右ストレートや左ミドルで攻めるも、軽部選手が巧みにフックや膝、首相撲、テイクダウンを駆使して主導権を握る展開となりました。
モギ選手は距離を取って反撃を試みましたが、終始軽部選手が攻勢を保ち、判定2-0で軽部選手が勝利。
軽部秀和選手は、2010年5月9日 IGF「GENOME12」で、ブレイキングダウンにも出場した殴られ屋ウルス(角谷正義)選手と対戦した経歴があります。
モギ(茂木優樹)のBreakingDown戦績
勝敗 | 対戦相手 | 結果・内容 | 大会名・会場 | 開催日 |
---|---|---|---|---|
敗 | たつ | 延長1R 判定0-5 | BreakingDown11 | 2024年2月18日 |
敗 | 藤井啓輔 | 延長 判定1-2 | BreakingDown15.5(喧嘩自慢対抗戦) | 2025年5月10日 |
BreakingDown11オーディション
「鹿島灘のエンドレスマシンガン」「地下格闘技199戦無敗」「元OUTSIDER戦士」など数々の異名と実績を持ち、実力派ファイターとして注目されていたモギ選手。
BreakingDown11オーディションでは、他の参加者が戦績や意気込みを熱心にアピールする中「茂木だ。最近”森”って呼ばれてるんで、”森”と”茂木”の違いを見せに来ました」と淡々と自己紹介し注目を集めました。
モギ選手のいう森選手は、ブレイキングダウンで「自称・最強ニート」として知られ、喧嘩っ早く強気なキャラクターと独特の存在感で会場を盛り上げる選手。
SNSでは、「名前だけでなく、確かに顔も似てる」と話題になりました。
引用元:YouTube【朝倉未来 Mikuru Asakura】
確かに、雰囲気が似ている気がしますね。みなさんはどう思われますかか?
この時のオーディションでは、同じく地下格闘技界出身のKazuho選手とのスパーリングが行われ、モギ選手がその実力発揮しKO勝利。
キャラクターだけでなく、ファイターとしての強さでも会場を盛り上げました。
この活躍で、モギ選手は念願の本戦出場権を獲得。BreakingDown11本戦では、たつ選手との対戦が決まりました。
BreakingDown11 vs たつ
前日記者会見では、たつ選手は「衝撃のKO見せる」と宣言し、モギ選手に蹴りを見舞う場面がありました。
モギ選手も「明日はあの可愛いたつの顔、ボコボコにしてやるから」「お前が明日初めて負ける日だ」と応戦。
試合は、開始直後たつ選手が走り込んで飛び膝を狙い、モギ選手はこれをかわしてローキックを返します。
モギ選手はワンツーで距離を詰め、首相撲から膝を狙う場面もありましたが、ケージ際でブレイクに。
たつ選手はフックやジャブ、ローで応戦し、モギ選手も左ハイやストレートで攻めますが、たつ選手のジャブが顔面にヒット。両者とも決定打を欠き、1R終了。延長戦となりました。
延長ラウンドでも激しい打ち合いが続きましたが、判定は5-0でたつ選手の勝利。
試合後、心境を聞かれたモギ選手。第一声は「最悪です。これ全国放送みたいな感じですよね?最悪です」と、知名度の高いブレイキングダウンでの敗戦に悔しさを滲ませました。
また、12キロの減量をして試合に臨んだこともあり、体力的に延長戦はキツかったとも打ち明けました。
「またブレイキングダウンに出て、勝ち進んで、いつかたつ選手に必ずリベンジしたい」とも語っていたので、今後の活躍にも期待したいですね。
BreakingDown15.5(喧嘩自慢対抗戦) vs 藤井啓輔
茨城代表選出
対抗戦の茨城代表を決めるため、県内の喧嘩自慢を探しに行く企画がYouTubeで配信されました。
三河幕府のメンバーが夜の繁華街で若者グループと遭遇した際、モギ選手が挑発的な発言をきっかけに「タバコ消せ、オラ!」と怒鳴り、ほぼ無警告で蹴りを入れたことから現場が大混乱に。
掴み合いや殴り合い、さらには倒れた相手を踏みつける場面まで映り、現場は“放送事故”状態となりました。
この時の言動は暴力的すぎて現在はカットや編集が施されていますが、その時の混乱ぶりはSNSやニュースにも取り上げられ、視聴者からはモギ選手だけでなくブレイキングダウンへの批判も噴出しました。
各階級の代表をかけたスパーリング選考会では、モギ選手は、喧嘩自慢で集まったミドル級の若者とトーナメント形式で対戦。
2戦目で飯塚雄生選手にTKO勝利し、ミドル級茨城代表となり、北海道代表の藤井啓輔選手との対戦が決まりました。
BreakingDown15.5(喧嘩自慢対抗戦) vs 藤井啓輔
BreakingDown15.5の「モギ(茂木優樹)vs 藤井啓輔」は、茨城vs北海道喧嘩自慢対抗戦の4試合目(ミドル級)として行われました。
予想はされていたものの、前日記者会見から両陣営が即乱闘。司会者の人が声を枯らして制する様子が話題にもなりました。
モギ選手が登場した4試合目。この時点で茨城2勝・北海道1勝。モギ選手が勝てば茨城の勝利が確定する一戦でした。
試合は1Rから両者が激しく打ち合い、藤井選手もモギ選手も一歩も引かない展開。終了間際にはモギ選手のフックが藤井選手を揺らす場面もありましたが、1Rはドローとなり延長へ。
延長では藤井選手が前に出てパンチを出し続け、判定3-0で藤井選手が勝利しました。
この結果、対抗戦は2勝2敗のタイとなり、決着は最終戦(無差別級)に持ち越されることに。
モギ選手の敗北は、茨城チームにとって「ここで決めきれなかった」大きなプレッシャーとなりましたが、逆に大将戦での盛り上がりは最高潮に!
最終的にマスターキー選手がズールaka殺人トトロ選手を制し、3勝2敗で対抗戦の勝利を勝ち取りました。
試合後「俺で決めてやろうと思ったけど負けちゃって…」と悔しさを滲ませたモギ選手。
「茨城勝ったぞこのクソ視聴者がよ!次も茨城は勝つぞ。大阪勝つと思ってるやつクソだなお前ら、茨城は勝つからな、覚悟しとけよ」と、茨城代表としての誇りを率直で熱いメッセージに残しました。
言葉のチョイスとひょうひょうとした雰囲気が面白い、と人気上昇中のモギ選手。
藤井選手との煽りVでのやりとりは、2人のユーモアと緊張感が絶妙で、ファンからも「この2人の煽りV好き」といった声が上がっていました。
次回対抗戦では、大阪代表ミドル級・シモミシュラン選手との対戦が予想され、その勝敗に注目が集まっています。
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、合わせてご覧ください!
モギ(茂木優樹)の職業・年収は?
引用元:Instagram yuki.3091m
モギさんは三河幕府のメンバーで格闘家です。
主な収入源は、自身のファイトマネーやスポンサー料に加え、三河幕府のイベント運営から得られる報酬もあると考えられます。
YouTubeやSNSのフォロワーは多くなく、案件なども取り扱っていないようなので、収益化には至っていないと思われます。
三河幕府には、代表のヒロ三河さん、息子の三河拳士さん、特攻体調の貴a.k.a悪魔王子さん、一番隊隊長Ku-Ri-(クーリー)さん、若頭のKINGカズさんや283aka我武者羅さんがいます。
モギ(茂木優樹)の家族や彼女は?
引用元:YouTube【公式BreakingDown】
モギさんの家族については、ご本人の発言から「元妻との間に1人の子どもがいるほか、今はパートナーの連れ子が2人、自分の実子が1人いる」と明かしており、合計で4人のお子さんと関わりがあるとされています。
現在は結婚しておらず、パートナーの方と事実婚のような形で生活しているようです。
お子さんたちは思春期で会話は多くないものの、ブレイキングダウンは共通で盛り上がれる話題だそうで、試合に勝つことで「かっこいい親父でいたいと思っている」と話しています。
子どもたちへの思いが格闘家としてのモチベーションになっているのでしょうね。
まとめ
モギ(茂木優樹)さんは、豪快なファイトスタイルと独特のユーモアで多くのファンを魅了しています。
喧嘩三昧の10代を経て、「THE OUTSIDER」・三河幕府・ブレイキングダウンそれぞれの場所で存在感を発揮。
試合後の率直なコメントや子どもたちへの思いからも、真っ直ぐな性格が伝わります。
次戦では大阪代表・シモミシュラン選手との注目対決が予想されており、モギ選手の成長と、熱い戦いに期待が集まっています。