皆さんは、芦澤竜誠をご存知でしょうか?
芦澤竜誠は会見での言動や入場パフォーマンスが特徴的で注目を集めています。
格闘家としてはどんな選手なのか、どんなキャラクターなのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、芦澤竜誠の戦績、年収、彼女などについて紹介します。
芦澤竜誠のwiki風プロフィール
引用元:オリコンニュース
本名 | 芦澤 竜誠(あしざわ りゅうせい) |
生年月日 | 1995年5月1日(29歳) |
出身地 | 山梨県南アルプス市 |
通称 | BAD NAMAZU |
身長 | 175cm |
体重 | 61kg |
階級 | バンタム級 |
スタイル | キックボクシング |
芦澤竜誠は、1995年生まれの29歳(2024年12月時点)で、K-1やKrushでの活躍後、現在はRIZINでMMAファイターとして活躍中です。
タトゥーが印象的な選手で、顔の左側面に日本刀のデザイン、背中全体には大きな竜が彫られています。
K1時代に小澤海斗から試合前の会見で、「ゴチャゴチャうるせーんだよ、ナマズ君」と言われたことをきっかけに、ファンの間で「ナマズ」という愛称が定着しました。
その他のRIZIN選手が気になった方はこちらの選手一覧ページより興味を持った選手を確認してみてください!
芦澤竜誠の経歴
芦澤竜誠の格闘家としての道のりは、中学1年生の時に地元の山梨県南アルプス市のキックボクシングジムに入会し、キックボクシングを始めたことがきっかけです。
芦澤は驚くべきことに、2011年、中学3年生15歳の時にキックボクサーとしてプロデビューを果たしたのです。
プロデビュー戦でKO勝ちを収めた芦澤は、その後も順調に勝ち星を重ねて、「キック界の期待の新星」として一躍脚光を浴びました。
芦澤の初期のキャリアで特筆すべきは、MA日本フェザー級新人王トーナメントでの優勝です。
この優勝により、芦澤の才能と将来性が広く認められることとなりました。
INNOVATIONでの活躍
2014年には、INNOVATIONのスーパーフェザー級タイトルマッチに挑戦しましたが、惜しくも判定負けを喫します。
しかし、2016年4月にはフェザー級タイトルマッチで見事勝利を収め、第3代INNOVATIONフェザー級王者の座に就きました。
芦澤竜誠の若い頃から光る才能と懸命な努力が、後のK-1やRIZINでの活躍につながっていったのです。
芦澤竜誠の戦績
キックボクシングの戦績 | ||||
---|---|---|---|---|
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
負 | YA-MAN | 1R 1:49 KO | THE MATCH 2022 | 2022年6月19日 |
勝 | 西元也史 | 2R 1:58 KO | K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~ | 2022年2月27日 |
勝 | 卜部弘嵩 | 3R終了 判定3-0 | K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~ | 2021年9月20日 |
負 | 村越優汰 | 3R終了 判定0-3 | K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.1~ | 2021年3月21日 |
勝 | 島野浩太朗 | 2R 3:00 KO | K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~ | 2020年12月13日 |
負 | 大岩龍矢 | 3R終了 判定0-3 | K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント~ | 2019年6月30日 |
負 | ホルヘ・バレラ | 1R 2:41 KO | K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~ | 2019年3月10日 |
負 | 卜部弘嵩 | 3R 2:28 KO | K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~ | 2018年11月3日 |
勝 | 小澤海斗 | 3R終了 判定3-0 | スーパーファイト/K-1フェザー級 | 2018年9月24日 |
負 | 西京春馬 | 3R終了 判定3-0 | K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~ 【K-1 WORLD GP 第2代フェザー級王座決定トーナメント準決勝】 | 2018年6月17日 |
勝 | シルビュー・ヴィテズ | 1R 1:28 KO | K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~ 【K-1 WORLD GP 第2代フェザー級王座決定トーナメント1回戦】 | 2018年6月17日 |
勝 | 佐野天馬 | 3R終了 判定2-0 | Krush.86 | 2018年3月10日 |
負 | 村越優汰 | 3R終了 判定0-2 | K-1 WORLD GP 2017 JAPAN~SURVIVAL WARS 2017~ | 2017年12月27日 |
勝 | 河野一平 | 3R終了 判定3-0 | KHAOS.4 | 2017年10月14日 |
負 | 桝本翔也 | 3R終了 判定0-3 | Krush.78 | 2017年8月6日 |
負 | 大岩龍矢 | 3R終了 判定1-2 | Krush.76 | 2017年5月28日 |
勝 | 古谷野一樹 | 3R 1:19 KO | REBELS.50 | 2017年4月16日 |
勝 | 真辺龍太 | 3R 1:50 KO | KHAOS.1 | 2017年3月18日 |
ドロー | 伊藤健人 | 3R終了 判定1-0 | K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント~ | 2016年9月19日 |
勝 | アトム山田 | 2R 2:09 TKO | JAPAN KICKBOXING INNOVATION「Dream Force-11」 【INNOVATIONフェザー級王座決定戦】 | 2016年4月29日 |
負 | 一戸総太 | 5R終了 判定0-3 | JAPAN KICKBOXING INNOVATION「CHAMPIONS CARNIVAL2015」 | 2015年12月12日 |
勝 | 櫓木淳平 | 3R 1:32 KO | 新日本キックボクシング協会「WINNERS 2015 3rd」 | 2015年8月30日 |
勝 | 阿部泰彦 | 1R 2:53 KO | JAPAN KICKBOXING INNOVATION「戦闘甲斐士16」 | 2015年5月31日 |
勝 | 八神剣太 | 3R終了 判定2-0 | JAPAN KICKBOXING INNOVATION「Dream Force-7」 | 2015年4月26日 |
勝 | 落合正司 | 1R KO | 蹴拳23 Joe Tsuchiya Festival | 2014年12月28日 |
勝 | 王子 | 1R 1:02 TKO | JAPAN KICKBOXING INNOVATION「戦闘甲斐士15」 | 2014年11月9日 |
負 | 狂平 | 5R終了 判定0-3 | JAPAN KICKBOXING INNOVATION「雷舞」 【INNOVATIONスーパーフェザー級タイトルマッチ】 | 2014年8月31日 |
負 | 琢磨 | 2R 2:51 TKO | JAPAN KICKBOXING INNOVATION「戦闘甲斐士14」 | 2014年5月18日 |
負 | 町田光 | 4R 1:23 TKO | JAPAN KICKBOXING INNOVATION「Innovation champion carnival 」 | 2013年12月23日 |
勝 | 葵拳士郎 | 1R 2:32 TKO | JAPAN KICKBOXING INNOVATION「戦闘甲斐士13」 | 2013年11月3日 |
勝 | 阿修羅 | 3R終了 判定3-0 | JAPAN KICKBOXING INNOVATION「戦闘甲斐士12」 | 2013年5月19日 |
勝 | 洋・センチャイジム | 2R 2:55 TKO | NJKF MuayThaiOpen 23 | 2013年2月24日 |
勝 | 野口哲郎 | 3R終了 判定3-0 | MA日本キックボクシング連盟「BREAK-32」 【MA日本フェザー級新人王トーナメント決勝戦】 | 2012年12月9日 |
キックボクシングでの戦績は、39戦25勝13敗1分で勝率約64%。
芦澤竜誠は、キックボクシング界でその予測不能なトリッキーな攻撃を武器に、多くの注目を集める選手になりました。
しかし、K-1から平本蓮や皇治、安保瑠輝也などのスター選手がRIZINへ移籍して行ったことをきっかけに芦澤竜誠も後を追うように、戦いの舞台をRIZINへ移しました。
その他のRIZIN選手が気になった方はこちらの選手一覧ページより興味を持った選手を確認してみてください!
RIZIN移籍後
RIZINでの戦績 | ||||
---|---|---|---|---|
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
負 | 福田龍彌 | 1R54秒KO | RIZIN DECADE(RIZIN.49) | 2024年12月31日 |
勝 | 昇侍 | 2R 1:05 KO | RIZIN LANDMARK 10 | 2024年11月17日 |
勝 | 皇治 | 5分3R終了 判定3-0 | 超RIZIN.3 | 2024年7月28日 |
負 | 太田忍 | 1R 2:21 KO | RIZIN.45 | 2023年12月31日 |
勝 | 皇治 | 3R終了 判定2-1 | RIZIN.41 | 2023年4月1日 |
RIZINでの戦績は3勝1敗です。
RIZIN.41の皇治戦はキックボクシングルールでしたが、RIZIN.45の太田忍戦から総合格闘技ルールに挑戦しています。
総合格闘技デビュー戦では、いきなり元オリンピック銀メダリストで、RIZINで7戦経験のあった太田忍との戦いは何もできずに終わってしまいました。
しかし、デビュー戦にして強敵すぎる相手とあって、悲観する声よりも無謀ともいえる挑戦で、逃げずに戦ったことで、次戦への期待する声が多く集まっています。
皇治との因縁
引用元:ゴング格闘技
芦澤竜誠と皇治の因縁は、K-1時代から始まり、長年にわたって続いてきた熱い対決として知られています。
この因縁は、RIZINの舞台に移ってからも続き、さらに深まっていきました。
2023年4月、RIZIN.41での初対決が実現し、キックルールで芦澤が接戦を制しました。
その後、両選手はMMAへの転向を果たし、再戦への道が開かれます。
2024年7月28日、さいたまスーパーアリーナで開催された『超RIZIN.3』で、ついに二人の再戦が実現。
この試合に向けた記者会見では、激しい煽り合いから大乱闘に発展するほどの緊張感が漂い、因縁の深さを物語っています。
試合は3ラウンドの激闘となり、芦澤が判定3-0で勝利を収めました。
これにより、芦澤は皇治との対戦で2連勝を果たし、MMAでの初白星も挙げました。
試合後、芦澤は「RIZIN史上、俺が一番皇治のことぶん殴ったでしょ」と語りつつも、「皇治選手、カッコよかったです。引退しないでください」と敬意を示す場面も。
この因縁は、単なる勝敗を超えた物語性を持ち、格闘技ファンのみならず多くの人々の注目を集めています。
2024年12月31日RIZIN.49で福田龍彌と対戦
引用元:RIZINオフィシャルサイト
福田龍彌は32歳にして、DEEPバンタム級とフライ級の二冠王者という輝かしい実績を持つ選手です。
修斗世界フライ級王者としての経験も豊富で、その実力は折り紙付き。
福田にとってRIZIN復帰戦で、前回のRIZIN出場から1年3ヶ月ぶりのリングとなるが、その間もDEEPで活躍を続けてきました。
一方、芦澤竜誠は元INNOVATIONフェザー級王者として、キックボクシング界で名を馳せた後、MMAに転向し、わずか3戦でその才能を開花させつつあります。
芦澤竜誠は、「打撃一流」を自負しており、「MMAの選手だと歯が立ちません」と豪語しています。
単なる挑発なのか、それとも実力の裏付けがあるのか、福田との対戦で、その真価が問われることになるでしょう。
試合当日、勝負は一瞬の攻防で決着がつくのでした。
序盤は両者譲らず攻防で距離を取りながらけん制していましたが、開始54秒に芦澤が放ったジャブの際にバランスを崩し、そこを福田は見逃しませんでした。
すぐさま、福田が左ストレートを放ちそれが芦澤の顔面を直撃して倒れこみました。
その後は、福田から容赦なく鉄槌を浴びせられ1分もたたない間に敗北となってしました。
芦澤選手にとっては、短期決戦過ぎてやるせない気持ちもあるとは思いますが、次戦での復活に期待したいです。
芦澤竜誠の年収は?
引用元:本人アパレルブランドInstagram「#397brand」
芦澤竜誠の年収は、数千万円以上と推測されます。
主な収入源は次のとおりです。
RIZINでのファイトマネー
RIZINでのファイトマネーは、約百万円〜数千万円と推定されます。
2023年にはRIZINで2試合を行い、特に皇治との対戦は大きな注目を集めました。
芦澤竜誠の実力と集客力であれば、数千万円のファイトマネーでも不思議ではありません。
音楽活動
2020年からラッパーとしても活動中です。
次の3曲をシングルリリースしています。
- 『ありがとうアンチ(feat. SONOYA)』
- 『ナマズ音頭』
- 『ぶっ飛んだ恋の歌』
RIZINでは自身の楽曲「ナマズ音頭」を熱唱しながら入場し、観客を盛り上げています。
YouTube広告収入
2024年12月現在、チャンネル登録者数5.33万人で122本の動画をアップし、総再生数回数890万回です。
YouTubeの単価はチャンネルごとに定められていて、運営本人しかわかりませんが、少なくとも数百万円の収入を得ているでしょう。
メディア出演料
格闘技イベントや雑誌、テレビなどのメディア出演も、芦澤の重要な収入源です。
アパレルブランド「397 BRAND」
芦澤竜誠の口癖「サンキューな!」から生まれたブランドです。
2019年1月に最初のグッズとしてトレーナーを発売し、その後マスクやステッカーなども展開。
スポンサー収入
芦澤竜誠選手は現在、スポンサー収入を得ていません。
多くの選手が試合時のパンツに企業のロゴを掲示している中で、一切企業のロゴがないパンツを着用しています。
「1億円で年間契約してくれるスポンサーを一社募集しようと企んでいる」と語っていることから、独立性と個性的なブランドイメージを維持しつつ、将来的には大きな契約を狙っているのでしょう。
芦澤竜誠は結婚してる?
2024年12月時点で結婚しておらず、彼女に関する情報も公開されていません。
格闘家としての活動が中心で、試合やトレーニングに専念している様子が伺えます。
将来的に結婚や恋愛に関する情報が出てくる可能性もありますが、現時点では私生活については謎に包まれています。
これからの活躍とともに、芦澤のプライベートな側面にも注目が集まることでしょう。
まとめ
引用元:RIZINオフィシャルサイト
今回は、芦澤竜誠の経歴や戦績、年収などについて紹介しました。
K1からRIZINへ活躍の場所を移し、MMAに挑戦しています。
個性的なキャラクターなので、今後もさまざまな選手との因縁に発展しそうです。
またしても強豪との対戦となる、2024年12月31日RIZIN.49ではどんな結果が待ち受けているのか注目されています。
他にもRIZIN DECADE(RIZIN.49)に出場予定の選手の記事もあるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください!