皆さんは、ヤンバルの太陽さんをご存じでしょうか。
沖縄・やんばる出身、“ヤンバルトレーニング”で磨いた抜群の身体能力を誇るフィジカルモンスターです。
BreakingDown沖縄喧嘩自慢の選考では“バク宙で自爆”というオチもありましたが、諦めない気持ちで本戦への切符をつかみ、圧巻の2連勝を飾っています。
強さはもちろん、明るくポジティブなキャラクターでも人気のファイター「ヤンバルの太陽」こと太陽さん。
この記事では彼のプロフィールや生い立ち、身長・年齢、戦績、仕事、そして話題の“えがさりさん”とのエピソードまで、BreakingDownで際立つ魅力をわかりやすくご紹介します。
太陽のwiki風プロフィール
引用元:Instagram【taiyo08190ヤンバル太陽☀️】
本名 | 大城 泰洋(おおしろ たいよう) |
生年月日 | 2000年~2001年生まれ 23歳(2025年5月) |
身長 | 178cm |
体重 | 74.5~75kg |
出身地 | 沖縄県 |
出場階級 | ウェルター級 |
格闘技歴 | MMA1年半(2025年8月) イノシシに3戦3勝 |
太陽さんは、本名を大城泰洋(おおしろたいよう)といいます。
おなじ「たいよう」の読みで、リングネームを「太陽」に。沖縄の熱い太陽のように、明るくエネルギッシュな彼のキャラクターにぴったりです!
沖縄県やんばる地域出身の23歳(2025年5月時点)で、伸びしろたっぷりの若手ファイター。
MMA歴は1年半と浅いものの、自然豊かなやんばるで培った驚異的な身体能力を活かしBreakingDown連勝中。
自然で培った機動力を土台に、得意は「右ハイ→右スト」の直線爆発と「TD→トップ支配」。シンプルに強い“天然アスリート”。
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、合わせてご覧ください!
太陽の生い立ちとは?
太陽さんの驚異的な身体能力と明るく前向きなキャラクターは、生まれ育った環境と経歴に裏付けられています。
学生時代:陸上とアームレスリングで才能が開花
引用元:X【大城泰洋】
沖縄本島北部の自然豊かな「やんばる」地域で育った太陽さん(本名:大城泰洋)。名護市の大宮中学校を卒業後、北部農林高校に進学します。
高校時代は陸上部に所属し、八種競技の選手として活躍。
八種競技とは、短距離・跳躍・投てき・持久走といった幅広い種目を一人でこなし、総合得点で勝敗を競う“究極の万能競技”。
瞬発力、持久力、パワー、柔軟性、そして精神力まで多方面の能力が試されるのが特徴です。
そんな競技で、太陽さんは確かな実績を残しています。
2019年5月の沖縄県高校総体では準優勝。同年9月の高校最後の試合「県高等学校対校秋季陸上競技大会」では4705点という高得点で優勝を飾るという輝かしい成績を収めました。
さらに、2020年にはアームレスリングの沖縄高校生大会で優勝するなど、その規格外のフィジカルは当時から際立っていました。
引用元:X【渡口妃龍】
高校卒業後は自衛隊へ
高校卒業後は、陸上自衛隊に入隊。過酷な訓練を通して心身をさらに鍛え上げました。
そもそも太陽選手の身体能力の基盤には、沖縄・やんばるの大自然で生まれ育ったことがあります。
「八種競技」で培った全身の基礎体力
「アームレスリング」で発揮された爆発的なパワー
そして「自衛隊生活」で鍛え上げられた規律と忍耐力
これらすべてに、やんばるの大自然で育まれた土台が重なり、現在の太陽選手がリングの上で見せる圧倒的な強さへと結びついています。
沖縄の大自然とヤンバルトレーニング イノシシとの激闘
引用元:YouTube【oricon】
彼のトレーニングといえば、SNSでも話題の「ヤンバルトレーニング」。これは、実際かなりハードで、彼の驚異的な身体能力を支えています。
日々、砂浜や森の木々など、自然を相手にしたトレーニングを続ける中、ある日故郷の守り神とも言えるヤンバルクイナをいじめる3頭のイノシシに遭遇。
「タックルを切ってパウンドでボコボコ」にしたという豪快なエピソードを持ち、BreakingDownの密着インタビューでは冗談交じりに「仕事はイノシシハンター」と話しています。
いつもヤンバルクイナのぬいぐるみ「ヤンくん」「クイナちゃん」を“セコンド”に連れ歩くほどのクイナ愛。格闘家とぬいぐるみというギャップが、彼の魅力をより引きだしていますね。
格闘技歴 やんばる発、MMA1年半でBD連勝
太陽さんは、2025年8月現在MMA歴が1年半ほど。
基本的にヤンバルトレーニング中心に練習していましたが、米軍基地でトレーニングを行ったり、仕事終わりに青空教室での打撃の練習にも励んでいました。
地道にトレーニングしながらも、試合経験は少なく、BreakingDownに出場するまでの試合数はわずか2試合。
- 名古屋「RUMBLE」
- 沖縄「KING」
しかし、BreakingDown出場をきっかけに琉球ボクシングジムで週に2度ほどトレーニングを追加。
実戦経験わずか2戦ながら、BreakingDown喧嘩自慢で頭角を現し、初戦で秒殺で突破、その勢いのまま連勝を刻んで「ヤンバルの太陽」の名を一気に広めました。
ここから太陽選手は、憧れたBreakingDownで勝利の階段を駆け上がっていくのです。
太陽のBreakingDown戦績表
太陽選手の戦績はデビューから2戦2勝で無敗。BreakingDown16でのKO勝利は、ベストKO賞に輝いています。
勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会名 | 日付 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
勝 | 藤井 啓輔 | 1R KO | BreakingDown 16 | 2025年7月13日 | キックルール |
勝 | 外枦保 尋斗 | 判定 3-0 | BreakingDown 16.5 | 2025年8月10日 | MMAルール |
太陽のBreakingDown沖縄喧嘩自慢オーディション
太陽選手がBreakingDownに初登場したのが、沖縄喧嘩自慢代表を決める選考オーディションでした。
引用元:YouTube【朝倉未来 Mikuru Asakura】
候補者探しで龍志さんと関谷裕次郎さんが訪れたバーで、関谷さんに「お前誰だよ? 今やろうや」と喧嘩を売った太陽選手。
オーディション会場でもバク宙で自己PRし、スパーは怒涛の攻めで勝利。歓喜のバク転で会場を盛り上げます。
ところがそのバク宙で着地でまさかの負傷——代表目前で離脱に。
太陽選手は「代表、どうしてもやりたいです!パンチルールならいけます、1週間で治します!」と必死の直訴。
その強い思いを汲んだ龍志選手が「出られなければ、次のオーディションに推薦する」と約束し、言葉どおりBreakingDown16オーディションへ。ここから太陽選手の快進撃が始まりました。
太陽のBreakingDown16オーディション
こちらの章では、明るいキャラクターと運動能力の高さで、沖縄喧嘩自慢から頭角を現していた太陽選手が、念願のBreakingDown本戦出場を勝ち取り、初登場初勝利を収めた軌跡をお伝えします。
BreakingDownに憧れ、何度もオーディションに応募していた太陽選手の、願いがやっと叶ったことで、嬉しさもひとしおだったのでしょうか。
北海道喧嘩自慢・藤井啓輔選手のスパーリング後のケージに勝手に乱入し、バク宙を繰り返しながら対戦を要望。
溝口勇児COOも「誰だ?アイツ」と苦笑い。
そして、自己紹介でも登場するや否や、朝倉未来CEOら審査員の前でバク宙を披露しアピール。
傾奇者のトレーナー中村直輝選手とスパーリングし完勝。
あれよあれよという間に、本選での藤井啓輔選手との対戦を勝ち取りました。
BreakingDown16 vs 藤井啓輔 日本列島南北”狂拳”対決
【ウェルター級ワンマッチ キックルール】
”ヤンバルの狂拳”太陽
vs
”札幌のイキすぎた狂拳”藤井啓輔
ゴング直後、太陽選手はいきなり前へ。飛び込むようなラッシュで主導権を握ります。
右ハイキックからの右ストレートが炸裂!藤井選手をリングに沈め、太陽選手が鮮烈なKO勝利を飾りました。
試合後には「今後もブレイキングダウンに出たい。次はケンカに近いMMAでやりたいです」と次戦に意欲を見せました。
秒殺の衝撃と代名詞のバク宙で、会場やネットは「キャラがいい」「強い!また見たい」と大盛り上がり。
朝倉未来CEOも「ニュースター誕生の雰囲気が出てますね」と期待を寄せました。
この右ストレートでKOを奪い、7000人の観客を前に華々しいデビューを果たしました。
太陽のBreakingDown16.5オーディション
太陽選手は、BreakingDown16につづき、BreakingDown16.5にも参戦しました。
明るさと爆発力は健在で、勝敗だけでなく、大会を盛り上げる選手として一段ギアが上がった印象です。
BreakingDown16.5のミニオーディションで、朝倉未来CEOが「Xで喧嘩してた2人を呼んだ」と前置き。
太陽選手は、大好きなえがさりさんと自分もBBQに行きたいと訴えます。
「外枦保は、えがさりさんをビービーキューに誘ってて、俺もえがさりさんがめちゃくちゃ大好きなんですよ。だから、俺もえがさりさんとビービーキュー行きたいなと思って。こいつからえがさりさんを奪ってやります。」
その後も、外枦保選手と森選手の因縁についても、「森さんが傷ついている」とひとしゃべり。
最後にMMAでの対戦を外枦保選手に持ち掛け、1分3R、寝技の10秒ルールなしでの試合が決まりました。
終始しゃべり倒す太陽選手と、聞き役に回る外枦保選手という対照的な二人。意外と気が合っているのかもしれません。
BreakingDown16.5 vs 外枦保尋斗 スター誕生の予感!
引用元:Instagram【taiyo.mg】
【MMA・1分×3R/寝技10秒ルールなし】
”ヤンバルの狂拳”太陽
vs
”熱きブレイキングファイター”外枦保尋斗
初回に被弾気味の場面も、素早いタックルで帳消し。その後は徹底してテイクダウン→マウント/バック→パウンドとサブミッションで削り、上の時間を支配。
2R終盤から3Rにかけては体重コントロールとパウンドの精度が際立ち、判定3-0で文句なしの勝利。
打撃の破壊力に加え、組みの実効性も証明し、BreakingDownデビューから無傷の2連勝を達成。
「イノシシと戦うヤンバルの男」の強さを、改めてリングの上で証明しました。
試合後インタビュー
太陽選手は試合後インタビューで「本当は1Rで仕留めたかった。外枦保選手のフィジカルは強かった」と想像以上に外枦保選手が強かったとコメント。
また「ラウンド入り多分ダウンなのかな、あれ打たれてちょっとダウンみたいな取られたんでそこあんま良くないなと思った」と反省しながらも
「普段からイノシシと俺は戦ってるんで人間には負けません!」と余裕も見せました。
話題の、えがさりさんとの”ビービーキュー”も「いきますよー」と笑顔を見せ、次戦については「次もMMAで。なお選手とやりたい!」と意欲を見せました。
また、ファンもアンチも「大好きだぜ!」と、持ち前の明るさを前面に出し、コメント欄は「太陽いい!」「入れ墨なくて好青年」など、ファンからの応援で溢れました。
この勢いのまま、次戦も圧倒的な試合で3連勝へ——「ヤンバルの太陽」は、さらに高く昇っていきます。
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、合わせてご覧ください!
太陽の職業・年収は?
太陽さんは、地元の沖縄県名護市にある総合建設会社「株式会社さくら開発」で働いています。
この会社は彼のスポンサーも務めており、仕事と格闘技の両立を支える心強い存在です。
以前は陸上自衛隊に所属していましたが、現在は退職し、社会人として働きながらファイターとしてのキャリアを築いています。
気になる年収については、公表されていませんが、主な収入は「さくら開発」での給与と考えられます。
今後はBreakingDownでの活躍に応じて、新たなスポンサー収入、活発に更新しているSNSでの収益化なども期待できそうですね。
太陽の家族や彼女は?
SNSなど積極的に更新している太陽さんですが、家族構成や恋人の有無といったプライベートな情報は公開されていないようです。
その中で、BreakingDown16.5では「えがさりさんが好き」と言っていましたが、その後”ビービーキュー”はどうなったのか気になるところ。
また、新しい情報が入れば更新していきたいと思います。
まとめ
やんばるの自然で育まれた太陽さん。八種競技で沖縄1位、自衛隊経験を経て、自爆の怪我を乗り越えBreakingDown本戦出場を実現しました。
ベストKO賞の衝撃デビューから連勝を重ね、朝倉未来CEOからは「ニュースター誕生」の評価。
強さに加え、明るいキャラクターと器の大きさも魅力です。”ヤンバルの太陽”の誇りを胸に、次戦でどんな輝きを見せるのか期待が高まります。