皆さんは、三河幕府・姫路支部を束ね、「8年無敗」のファイター、鎌ダ雅也さんをご存じでしょうか?
MMA歴13年、プロ・アマ・地下格闘技と、まさに修羅場をくぐり抜けてきた猛者。
BreakingDown16.5では、無差別級・ベアナックルMMAで体格差をものともせず、豪快な勝利を収め、人気急上昇中。
そんな鎌ダ選手の冷静な戦いぶりや圧倒的な強さだけでなく、“普段はどんな人?どんな思いで闘っている?”ーーリングを下りた彼の素顔、ちょっと気になりませんか?
この記事では、BreakingDown16.5に初出場した鎌ダ雅也選手のプロフィールや経歴、年齢、身長、戦績などを徹底調査。
その他にも、仕事や家族といったプライベートについて深堀りし、その知られざる魅力に迫ります!
鎌ダ雅也のwiki風プロフィール
引用元:YouTube【三河幕府】
本名 | 鎌田雅也(かまだまさや) |
年齢 | 38~39歳(2025年8月現在・推定) |
身長 | 168cm |
体重 | 70kg |
出身地 | 兵庫県 |
出場階級 | ライト級 |
格闘技歴 | MMA(総合格闘技) |
三河幕府・姫路支部の支部長として活動し、MMA歴は13年(2025年8月現在)。プロでは3戦3勝、地下格闘技でも5戦5勝と無敗を継続。ここ8年間は黒星なしと語る、組技に強いベテランです。
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、合わせてご覧ください!
鎌ダ雅也の生い立ち・経歴とは?
鎌ダ雅也さんの生い立ちや学歴については、残念ながら公開されている情報を見つけることができませんでした。
一方で、彼のつぶれた両耳(カリフラワーイヤー)からは、柔道やレスリングなど組技系の格闘技を、かなり本格的に競技していたのでは?と推測できます。
今や、MMAのベテランとなった鎌ダ選手の初期の代表的な試合が、2014年に行われたアマチュア修斗大阪大会での勝利です。
この試合では、K’z Factory姫路所属の”鎌田雅也”として出場し、コブラ会の柴幹也選手に判定3-0で勝利。
関西を拠点に、着実に実力を積み重ねていた時期でした。
人生の転機・三河幕府との出会い
引用元:YouTube【三河幕府】
定修合宿【姫路vs盛岡】in KAME HOUSE
そんな彼にとって転機となったのが「三河幕府・ヒロ三河」との出会いでした。
きっかけは本業での茨城出張。
出稽古先を探していた鎌ダさんが巡り合ったのが、あの「三河幕府」だったのです。強者ぞろいの幕府は、練習相手としてまさに最高の環境。
それに加えて、三河幕府といえば、お酒の席が欠かせないお祭り集団。
もちろん、鎌ダさんとの練習後にも「飯行くぞ!」と、ヒロ三河さんからお誘いが!
出張のたびに顔を出しては拳を交え、毎年少しずつ絆が深まっていきました。
拳と盃を重ねた“義理と絆”「姫路支部を頼む!」
引用元:YouTube【三河幕府】
粉モンシバ至ります
こうして毎年、拳を交え、汗を流し、稽古後にはビールで乾杯!
時には真剣に熱い思いを語り、時にはざっくばらんなバカ話で笑い合う。
そんな時間を重ねる中で、鎌ダさんとヒロ三河さんの関係は、単なる練習仲間を超えた特別なものになっていきました。
そしてある時、鎌ダさんはヒロ三河さんから「姫路支部を頼む!」と、三河幕府の「暖簾分け」の形で、支部長の座を託されることになったのです。
鎌ダさん自身も、「ヒロさんを男にしたい」という憧れにも似た思いを胸に、その重責を受け止め、今も支部長として奮闘中。
格闘家としてだけでなく「人としての義理と絆を大切にする」
ヒロ三河と鎌ダ雅也という”漢”同士の共通点が引き寄せ合った、特別な関係なのです。
この縁が、後のBreakingDown参戦へとつながっていきます。
その他三河幕府メンバーの記事はこちらからご覧下さい。
鎌ダ雅也の格闘技歴
鎌ダ雅也選手は、MMA歴13年(2025年8月現在)。得意の組技で試合を支配するスタイルが持ち味です。
引用元:Instagram【b.star2017】
鎌ダ雅也の戦績表
鎌ダ雅也選手の戦績については、未確認な情報が多く、勝敗や対戦相手の判明している試合のみ抽出しています。
勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会名 | プロ・アマ | 日付(会場) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
勝 | 柴幹也 | 判定勝ち 3-0 | アマ修斗ワンマッチ大阪 第14試合 | アマ | 2014-11-23(直心会生野道場) | K’z Factory姫路所属、映像確認あり |
勝 | 岩佐和哉 | TKO勝ち | Amateur Shooto Osaka 7 第20試合 | アマ | 2016-11-20(大阪) | パンチ連打によるレフェリーストップ |
勝 | 坂田秀光 | 判定勝ち 3-0 | GRACHAN 28 × Brave Fight 14 | アマ | 2017-02-25(東京) | – |
敗 | 村田聖 | 判定負け | Shooto BORDER | アマ | 2017-03-19(大阪) | – |
勝 | 谷口一等兵 | TKO勝ち | WARDOG CAGE FIGHT 19 | プロ | 2018-10-28(大阪・世界館) | 1R 2:25ライト級 |
勝 | 舘野コング | 判定勝ち | GOD vol.1 | アマ | 2024-04-28(神栖防災アリーナ) | セミファイナル |
鎌ダ雅也 MMA13年の歩みと無敗記録!
引用元:Instagram【b.star2017】
彼のキャリアで確認できる古い記録の一つが、2014年のアマチュア修斗への出場。
他にも、姫路の地下格闘技イベント「Blue☆Star」で初代チャンピオンに輝くなど(GODvol.1YouTube試合映像より)早くからその実力を証明してきました。
その後も、GRACHANやWARDOGといった有名な舞台で経験を積み、2018年にはプロとして谷口一等兵選手と対戦。
見事なTKO勝利を飾っています!
これら確かな実績こそが、BreakingDownのインタビューで語られた「この8年ぐらい負けたことないですね」という言葉に、揺るぎない説得力を与えているのです。
鎌ダ雅也のBreakingDownで魅せた「静かなる狂暴」
そんな「8年負けなし」を誇る鎌ダ雅也選手が、ついにBreakingDownに参戦!
ここからは、鎌ダ選手が2度のオーディションを経て本戦に出場するまでの軌跡と、BreakingDown16.5での見ごたえのある試合内容までをお伝えします。
引用元:YouTube【朝倉未来 Mikuru Asakura】
幻のオーディションと朝倉未来の記憶
引用元:YouTube【朝倉未来 Mikuru Asakura】
鎌ダ選手はBreakingDown常連となっている三河幕府のンバーとはいえ、試合への出場は簡単ではありませんでした。
実は、鎌ダ選手はBreakingDown16オーディションに参加し、マゾくん相手に見事勝利。
しかし、そのスパーリングはまさかの全編放送カットという苦い過去が…。
とはいえ、その時の様子は朝倉未来CEOの記憶にしっかりと爪痕を残していたことがBreakingDown16.5オーディションで判明。
「前回マゾくんと戦ってましたもんね。で、総合で勝ってたからちゃんと強かったなと思ってね」
朝倉未来CEOは、カットされたスパーリングで鎌ダ選手が見せた本物の強さを、はっきりと覚えていたのです。
対戦相手となった、長谷川拓也選手もBreakingDown16でスパーリングし勝利した選手。
たくさんのスパーリングが行われた中で、2人の選手の特徴を覚えていて「面白い試合になりそう」とコメントできる朝倉未来CEOはさすが!
そして、鎌ダ選手も長谷川選手も印象に残るスパーリングをした選手だったことは間違いありません。
BreakingDown16.5オーディション
迎えたBreakingDown16.5のオーディション。朝倉未来CEOから、MMAでの強さを評価されるも
「今日、相手がいないかもしれない」
と言われた鎌ダ選手。そこへ、長谷川拓也選手が名乗り出ました。
「自分やってもいいっすよ」
「ベアナックルでやりましょうよ」
鎌ダ選手も快諾し、長谷川選手の方が大きいと思われる体重差についても
「大丈夫です」と迷わず承諾。
無差別級、ベアナックルMMAルールでの対戦が決定しました。
積極的な長谷川選手に対して、多くを語らない鎌ダ選手。
そんな彼の姿には「負けない漢の自信」が漂っていました。
揺るぎない自信の源は「日常」にあり
試合前インタビューでは、彼の静かな自信の理由が語られていました。
体格で大きく上回る対戦相手の長谷川選手について質問されると
「相手だいぶデカいですけど、いつも練習してる人らみんなでかいんで、別に問題ないかな」
普段から自分より大きな猛者たちと拳を交えているからこそ、体格差は「いつものこと」でしかないと回答。
さらに、BreakingDown特有の1分間というルールについても
「(BreakingDown16のオーディションで)マゾとやった時も別に問題なかったし、全然大丈夫だと思いますよ」
と、1度のスパーリングで、初めてのルールにも即座に対応していると、特別意識はしていない様子。
厳しい練習という「日常」と、これまで積み上げた「実績」。
この二つに裏打ちされた揺るぎない自信が試される瞬間は、もう間近です。
決戦!VS 長谷川拓也戦!ベテランの戦い方
引用元:YouTube【朝倉未来 Mikuru Asakura】
【無差別級・ベアナックルMMAルール】
”静かなる狂暴”鎌ダ雅也(81.5kg)
vs
“喧嘩お祭りファイター” 長谷川拓也(85.95kg)
約4.5kgの体重差があるこの一戦。
しかし鎌ダ選手は「喧嘩に体格差は関係ない」と、静かながらも揺るぎない自信を覗かせます。
対するは、”殴り合い上等のTikToker”で、元WMC日本ミドル級チャンピオンの長谷川拓也選手。
さらに地下格闘技でも40勝5敗という驚異的な戦績を誇り「リングの真ん中で殴り合おう!」と、一歩も引かない姿勢の相手。
ファイトスタイルは対照的。
しかしお互いに「気持ちのいい漢」と認め合う両雄がいよいよ激突します!
冷静で執拗、蛇のように締め上げる!
引用元:Instagram【breakingdown_jp】
ゴングが鳴り、前に出てプレッシャーをかける長谷川選手!しかし、鎌ダ選手は全く付き合わず!
長谷川選手が左フックを振るったその瞬間、鎌ダ選手は素早いタックルで飛び込みテイクダウン!
ここから、鎌ダ選手の独壇場が始まります。
パウンドラッシュで相手を削り、立ち上がろうとする長谷川選手を、タックルで再びマットに。
しつこく立ち上がる相手の顔面に強烈なヒザ蹴り!決して引かずに前に出る長谷川選手。
しかし、鎌ダ選手の「打撃の土俵で戦わない」という戦術遂行能力はそれを上回ります。
最終盤、立ち上がろうとする相手のバックを完璧に奪うと、必殺のリアネイキッドチョーク(裸絞め)!
得意の寝技で無敗記録更新!
引用元:Instagram【breakingdown_jp】
勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会名 |
---|---|---|---|
勝 | 長谷川拓也 | 判定2-0 | ブレイキングダウン16.5 2025年8月10日 |
ゴングが鳴らなければタップを奪っていたであろう完璧な形で締め上げ。
奇しくも試合終了のゴングが鳴り響きます!
結果は、判定2-0で鎌ダ選手の勝利。
熱くならず、冷静に相手の最大の武器を封じ込め、自分の勝ちパターンに引きずり込み、得意の寝技で試合を支配しました。
8年間無敗を誇る漢の、真の強さが観客の目に焼きついた瞬間でした!
試合後インタビュー あと5秒あれば「極まってた」
試合後のインタビューでは、長谷川選手について
「予想以上にパワーが強かったんで、ちょっと危なかったですけど」
と振り返りつつ、
「あと5秒あれば(リアネイキッドチョークで)極められた」
と、1分間の戦いの難しさもポツリ。
さらに「適正はライトなんで」「また呼んでください」と、次戦への前向きな気持ちもアピールしています。
笑顔で「勝ったぞー!」ほっこり、父の顔
引用元:YouTube【公式】BreakingDown / ブレイキングダウン
印象的だったのが、試合前のクールな表情とは打って変わった、ワンシーン!
「息子、娘見とるか?勝ったぞ!」
関西弁で手を振る姿に、視聴者もほっこり。
普段は多くを語らない鎌ダ選手の、家族を思う温かい気持ちが溢れ出した瞬間でした。
強さと優しさを兼ね備えた鎌ダ選手、次戦でもきっと素敵な試合を見せてくれることでしょう!
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、合わせてご覧ください!
鎌ダ雅也の職業・年収は?
BreakingDownでのインタビューによると、鎌ダ雅也さんの仕事は「会社の経営者」。
さらに深堀りして調べてみると、彼の会社は、日本有数の工業地帯「鹿嶋臨海工業地帯」で「定修(ていしゅう)」作業を手掛けることがあるようです。
「定修」とは、工場のプラントなどを定期的に点検・修理する、非常に専門性と現場力が求められる仕事。
三河幕府のYouTube動画からは、この定修で茨城へ長期出張したことがきっかけで、三河幕府との出会いにつながったことが伺えます。
なお、会社の事業内容、現場での具体的な役割や年収については、公表されていません。
一口に「経営者」と言っても実態はさまざま。
しかし、「プラントの定修作業に関わる会社の経営者」という彼の背景が垣間見えることで、鎌ダ雅也さんの“落ち着いた紳士的な人柄”に、より親近感が湧いてくるのではないでしょうか。
鎌ダ雅也の家族は?
引用元:X【鎌田雅也】
鎌ダさんは、BreakingDown試合後インタビューで、息子さんと娘さんに「勝ったぞ!」と呼びかけているので、お子さんは少なくとも2人いるようです。
また、彼のSNS(X)を見ると、お子さんらしき子どもと一緒に写った写真がプロフィールとして使用されています。
他にも「GOD vol.1」の試合後マイクでは、姫路から来てくれた家族に「ほんまにありがとう」という言葉も聞かれました。
家族の存在は、鎌ダさんにとって大きな支えになっているようですね。
そして、強い父であり続けることもまた、彼の強さの源なのかもしれません。
まとめ
鎌ダ雅也選手は、MMA歴13年で「8年負けなし」の驚異的な戦績を誇る凄腕ファイター!
三河幕府姫路の支部長として、ヒロ三河さんとの熱い絆も魅力の一つです。
BreakingDown16.5初出場では、体重差も意に介さず、得意の組技で長谷川拓也選手を完全制圧!
冷静沈着な戦いぶりはさすがベテランの貫禄でした。
経営者の顔を持ちながら格闘技への情熱は衰え知らず!強さと優しさ、そして関西人らしいユーモアも垣間見える鎌ダ選手。
熟練されたMMAでの本格試合。安定したその勝ちっぷりに、次戦も期待したいところです!