5月31日、横浜BUNTAIで開催された「K-1 BEYOND」で、予想外の“大事件”が起きました。
それは試合中でも控室でもなく、なんと【観客席】での乱闘劇。
この日の第13試合、
第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメントの決勝、
横山朋哉選手とレミー・パラ選手の激戦が終わった直後のことでした。
突如として、場内が騒然となる瞬間が訪れたのです。
引き金はペットボトルの“水かけ”
その場にいたのは、格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」で活躍する人気選手たち。
- 井原良太郎(いはら・りょうたろう)
屈強な身体と闘志を武器に知られる男。 - 村田将一(むらた・しょういち)
熱血で感情表現が豊か、ファンとの距離も近い選手。 - よーでぃ
陽気で目立つキャラ、格闘技以外でもSNSで人気。
この3人が観客席からK-1の試合を観戦していると、
そこに現れたのが、K-1反乱軍“リベリオン”の児玉兼慎(こだま・けんしん)。
突然、児玉が村田に向かって、持っていたペットボトルの水をバシャッ!
これに村田が激怒、すぐに取っ組み合いに。
さらに、近くにいた井原にも水がかかってしまい、彼も怒り心頭。
「なんで水かけんねん!」
「ふざけんな!」
と怒号が飛び交い、一気に修羅場モードへ。
K-1トップ選手たちも制止に奔走
引用元:Yahooニュース
状況を止めようと、すぐさま動いたのがK-1側の面々。
- レオナ・ペタス
反乱軍の一員で、鋭い打撃が武器のテクニシャン。 - 木村ミノル
K-1で数々のKO劇を見せてきた実力者。 - 朝久泰央(あさひさ・やすひさ)
第5代K-1ライト級王者。冷静な判断力も兼ね備えた実力派。
彼らが必死に間に入り、両者をなんとか引き離そうとするも、
両陣営の怒りは簡単にはおさまりません。
この騒動により、大会は一時進行ストップ。
スタッフや宮田充プロデューサーまで現場対応に追われる事態に発展しました。
会場中断、運営も謝罪へ
大会終了後、宮田プロデューサーが緊急コメント。
「詳細は現在確認中ですが、観客の皆様に不快な思いをさせてしまったこと、お詫び申し上げます。再発防止に努めます」と謝罪。
ファンの間でも「まるでプロレス」「舞台裏まで熱すぎる」と話題に。
しかし、これはまだ“序章”だったのです。
騒動の余波はネットでも拡大中
引用元:K-1オフィシャル
大会終了後も火は消えず、舞台はネットへ。
児玉兼慎はX(旧Twitter)で騒動動画を自ら投稿し、挑発的なコメントも。
一方のブレイキングダウン側も黙っていません。
村田将一らはYouTubeチャンネルを更新。
「K-1観戦してたら絡まれた。リベリオンは許さない!」というタイトルで、怒りの経緯を赤裸々に語っています。
それぞれが支持者を抱える人気者たちだけに、
コメント欄は大炎上。
「どっちも好きだからやめてくれ」
「これもうK-1 vs ブレイキングダウンでやろうぜ」
と、ファンの間でも対立が浮き彫りになっています。
過去には「DEEP vs ブレイキングダウン」も
今回の騒動を見て、ピンと来た人も多いはず。
実は少し前にも、ブレイキングダウンと他団体の対抗戦が実現していました。
それが、MMA団体「DEEP」との全面対決。
それぞれの看板を背負った戦いは、試合内容だけでなく
煽り合いや試合前の舌戦でも話題になり、大きな注目を集めました。
今回も、果たして「K-1 vs ブレイキングダウン」の対抗戦が実現するのか。
現時点では未発表ですが、あの空気を見た格闘技ファンの多くが、
「これはもう公式戦でケリをつけるしかない」と感じたはず。
今後の注目ポイント
今回の騒動で注目すべきポイントは以下の通りです。
- 水をかけた児玉兼慎の真意とは?
- 乱闘に巻き込まれた井原、村田、よーでぃの怒りの行方
- 冷静に止めに入った木村ミノル、朝久泰央、レオナ・ペタスの対応力
- K-1運営の今後の処分と対応
- そして、対抗戦への布石となるのか
格闘技という舞台は、リングの中だけで完結しない。
そのドラマは、観客席、SNS、そして日常にまで広がっているのです。
今回の出来事は、その“リアルファイト”の象徴とも言えるでしょう。
今回登場した全選手まとめ
【ブレイキングダウン陣営】
【K-1陣営(反乱軍含む)】
- 児玉兼慎:挑発的なキャラで火種を作った張本人
- レオナ・ペタス:反乱軍の看板ファイター
- 木村ミノル:制止に入った実力者
- 朝久泰央:冷静沈着な王者経験者
総まとめ
ブレイキングダウンとK-1の緊張感は、もはや「ただの団体間ライバル」では済まないところまで来ています。
ファンが望むのは「本物の戦い」。
この乱闘劇が、公式対抗戦という形で実現する日も近いかもしれません。
その時までに、お互いの闘志がどこまで燃え上がるのか――。
これからも目が離せません!