皆さんは、HIROTOさん(本名:市村大斗)の、鮮やかな復帰戦をご覧になりましたか??
15歳でアマチュアK-1全日本大会を制覇し、プロでも22戦13勝8KOの戦績を持ちながら、不調からの敗戦が続き疲労骨折が判明。休養を余儀なくされていたHIROTOさん。
1分1ラウンドの舞台で全てを賭けて戦いたい。慕ってくれる若手ファイターに自らの雄姿を見せ、格闘技の輝きを感じて欲しい。
そんな衝動に突き動かされ挑んだBreakingDown16.5での復帰戦は、鮮烈で息をのむようなKO勝利!“浪速の核弾頭”HIROTOとして、リングで際立つ存在感を見せつけました。
今回は、HIROTOのwiki風プロフィールとして生い立ちから戦績、仕事や彼女まで幅広く掘り下げてご紹介します。
HIROTOのwiki風プロフィール
引用元:Instagram【hirotoichimura】
本名 | 市村大斗(いちむら ひろと) |
生年月日 | 1998年8月10日 |
身長 | 166cm |
体重 | 69.95kg(BD16.5) |
出身地 | 大阪府 |
出場階級 | ライト級・バンタム級 |
格闘技歴 | 空手・キックボクシング |
HIROTOさんは、本名・市村大斗。獅子座の27歳(2025年9月現在)。BreakingDown以前の格闘技大会には本名で出場しています。
BreakingDownで彼のファンになった方!過去の試合を見てみたいなら「市村大斗」で検索してみてくださいね。
主な経歴
- 所属ジム:多田ジム(自身もジム運営)
- 格闘技歴:小学4年生で空手を始め、中学からキックボクシング、プロ転向後はムエタイも実践
- タイトル:初代アマチュアK-1全日本王者、INNOVATION 2015年度バンタム級新人王、西日本統一スーパーバンタム級王者
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、合わせてご覧ください!
HIROTOの生い立ちとは?
ここではHIROTO選手の生い立ちを紹介します。
引用元:直心会ブログ KICK
2013年直心会アマチュアキック大会
格闘技との出会い_オヤジあってこその今
HIROTOさんは、大阪府大阪市出身。小学4年生の頃に空手を始めました。
中学になるとキックボクシングの世界にのめり込み、ほとんど遊ばず、練習漬けの日々。
父親の大輔さんも息子の練習を、”鬼軍曹”と呼ばれるほどスパルタトレーニングで追い込んだとか。
それでもHIROTOさんは「キックボクシングの基礎は全てオヤジから教わった」と全幅の信頼を置き、プロに上り詰めることができたのは「オヤジがおったからなんです」と、熱く語っています。
猛特訓から頂点へ そして怪我に泣く
中学時代の猛特訓の成果は、高校年代で早くも頭角を現しました。
2014年7月21日に行われた「アマチュアK-1全日本大会トーナメント」で3戦を勝ち抜き優勝。HIROTOさんは15歳でした。
その後も、スポンサーやジムの関係者、家族のサポートを受けながらタイトルを重ねていきます。
しかし、体調に悩まされ、脊椎の疲労骨折が判明。厳しいプロの世界からは一旦身を引いたHIROTOさん。
自身のジム「TEAM HRT」で、後進の若手格闘家の育成に、新たな喜びと希望を見出しました。
BreakingDownでの新たな挑戦 再燃する闘志
しかし、第一線で戦ってきた彼の血はまだ平穏を求めていなかったのです。
1分1ラウンドで運命が極まる「BreakingDown」
ここなら、全力で戦える。自身の輝く瞬間をジムの子たちにも見せたい。
彼の新しい挑戦のゴングは、今鳴ったばかりです!
HIROTOの主な経歴と背景
HIROTO選手は、プロキックボクサーとして22戦13勝8KOの実績(BD16.5プロフィール)を持ちます。
2025年8月のBreakingDown16.5ではKO勝利を飾るなど、プロの格闘家として確かな結果を残しています。
引用元:YouTube【kontoyo】
西日本統一スーパーバンタム級王者決定戦
HIROTOキャリア年表
- 2014年7月:アマチュアK-1全日本大会トーナメント優勝(15歳)
- 対 渡邊康宏:判定3-0で勝ち(トーナメント二回戦)
- 対 水越夏気:判定2-1で勝ち(トーナメント準決勝)
- 対 小倉尚也:判定3-0で勝ち(トーナメント決勝)
- 2015年:INNOVATION バンタム級新人王を獲得
- 団体公認の若手タイトル。以降のメジャー大会出場への“登竜門”的位置づけ
- 2018年:第2代 西日本統一スーパーバンタム級王者
- 立ち技の公式タイトルとして格と知名度のある肩書き
- 2021年:RIZIN TRIGGER 1st(キック)参戦
- ビッグイベントの雰囲気とケージならではの距離感を経験
- テーパリット・ジョウジム(元世界王者級の強豪)と複数回の対戦経験(ムエタイルール挑戦も)
- 2024年:脊椎の疲労骨折により休養、若手の指導に注力
- 2025年:BreakingDown16オーディション経由→16.5で延長KO勝利
HIROTOプロ戦績表
以下の試合は公式に詳細が確認されているもので、HIROTO選手はこれ以外にも多くの試合を経験しています。
プロ転向前のアマチュア時代には40戦以上の経験を持っています。
勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会名(日付) | 備考 |
---|---|---|---|---|
勝 | 多根嘉輝 | 判定勝ち | BORDER バンタム級新人王トーナメント決勝(2015年12月23日) | 新人王獲得 |
勝 | パク・チャンヨン | KO(3R 2:48) | BORDER(2017年12月23日) | キックボクシング |
勝 | 土屋開 | 判定(2-1) | BORDER-KICKBOXING(2018年6月10日) | 西日本統一Sバンタム級王座 |
敗 | 和斗 | 敗戦 | INNOVATION Join Forces-9(2018年09月8日) | キックボクシング準決勝敗退 |
敗 | 岩波裕哉 | 判定(ユナニマス) | JKI: Join Forces 13 (2019年5月19日) | ムエタイ(肘あり) |
敗 | RISING大輝 | 判定(ユナニマス) | Champions Carnival 2020 (2020年12月26日) | ムエタイ |
勝 | 藤野伸哉 | KO(1R 2:14 左フック) | Resistance-2 (2021年5月9日) | キックボクシング |
敗 | 新田宗一朗 | 判定(ユナニマス) | Resistance 3 (2021年9月20日) | キックボクシング |
敗 | テーパリット・ジョウジム | TKO(2R 2:54レェリーストップ) | RIZIN TRIGGER 1st (2021年11月28日) | キックボクシング(RIZIN初のケージ大会) |
敗 | RISING大輝 | TKO(膝、4R 1:08) | 革命 Kickboxing (2022年4月17日) | キックボクシング |
敗 | テーパリット・ジョウジム | 延長判定(スプリット) | TWO FC vol.5 (2023年3月26日) | ムエタイ |
RIZIN TRIGGER 1st 市村大斗 vs. テーパリット・ジョウジム
HIROTO BreakingDown16.5 初出場でKO勝利!
HIROTO選手は、22戦13勝、内8KOというプロの破壊力をひっさげ、BreakingDown16.5では引退後も衰えないその実力を証明しました。
BreakingDown16.5ミニオーディションに再挑戦!
BreakingDown16.5ミニオーディションの先陣を切って登場したのは、大阪から乗り込んだHIROTO選手。
引用元:YouTube【(公式)BreakingDown / ブレイキングダウン】
BreakingDown16からのリベンジ
BD16オーディションではサップ西成さんからの推薦を受けて参加し、沖縄の極真空手チャンプとのスパーリングで圧巻のKO勝ち。それなのに、本戦には進めないという無念の結果に…
「ちょっとしつこいですけど」と自嘲しながらも、腰の疲労骨折で現役を引退した過去を明かし
指導者として活動する中で「自分が輝いてる姿を、教えてる子たちにまだ見せれてない」と”しつこく”応募したワケを説明。
シェンロン絶賛”秘密の核兵器”
シェンロンさんも「ほんま圧倒的にめちゃめちゃ強いんで、ちょっと大阪でちょっとほんま”秘密の核兵器”なんで」と力を込めて推薦。
このシェンロンさんの”秘密の核兵器”というフレーズから、「浪速の核弾頭」の異名がついたようです。
聞きたかったのはコレ!朝倉未来の「試合決定で」
HIROTO選手は15歳で初代アマチュアK-1全日本王者に輝き、その後もプロとして22戦13勝8KOの実績を持つ猛者。
朝倉未来CEOが直接指名した対戦相手は、JTTで秋元強真選手のスパーリングパートナーを務める水口太陽選手。
「レベル高い試合になるんじゃないかな、これ」と朝倉未来CEOも期待する対戦。
格闘技ファンからも「見てみたい試合」との前評判が高い組み合わせとなりました。
BreakingDown16.5 浪速の核弾頭・HIROTOが水口太陽を延長KOで制す
引用元:Instagram【hirotoichimura】
勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会名(日付) | 備考・区分 |
---|---|---|---|---|
勝 | 水口太陽 | KO | BreakingDown16.5 本戦(2025-08-09) | キックルール1分1R |
【ライト級キックルールワンマッチ】
浪速の核弾頭・HIROTO
VS
成り上がり雑草魂・水口太陽
1ラウンド目は、両者格闘家らしいスピード感あふれる激しい打ち合いを展開しながら、決定打に欠ける展開。
1ラウンド終了間際、HIROTO選手が右フックを決め水口選手ダウン。しかし、ゴングが先かダウンが先か微妙なタイミング。結果、ダウンはゴングの後と評価されドロー。延長戦へ突入しました。
延長ラウンドに入ると、HIROTO選手がパンチラッシュでボディを攻め、水口選手を追い込むと最後は右ストレートで鮮やかなKO勝利を飾りました。
BreakingDownでは、初出場、初勝利となった試合後マイクでは「BreakingDown66~70kgぐらい荒らしに行くんで、全員首洗って待っといてください」と宣戦布告。
試合後の展望 井原とやりたい
朝倉未来CEOも「前のオーディションでもめちゃめちゃ強くて、今後楽しみな選手」と高評価。
試合後インタビューでは、井原選手との対戦を希望し、本人も了承済みと明かしたHIROTO選手。実現すればファンとしても是非見てみたい好カードです。
打倒井原に向け、負けられない戦いが続きそうです。
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、合わせてご覧ください!
HIROTOの職業・年収は?
引用元:YouTube【大斗(ヒロト)HRT-V】
小さな公民館での練習風景
HIROTOさんは格闘家として試合に出場する傍ら、TEAM HRTで若手格闘家を指導しています。
父親が株式会社ジェイ・コンプリート(J-complete)という、ジャガーなど車を販売する会社を経営しており、HIROTOさんのメインスポンサーに名を連ねています。
他にも多くのスポンサーからの応援を受けていますが、実家がスポンサーというのはかなり強みになりそうです。
プロ格闘家としての試合収入とジムの収入、スポンサー収入を合わせると、ある程度安定した年収があると考えられますが、具体的な年収は公表されていません。
BreakingDownでの活躍により、今後さらに収入が増える可能性もありそうです。
HIROTOの家族や彼女は?
引用元:YouTube【大斗(ヒロト)HRT-V】
HIROTOさんは家族、特に父親への尊敬や感謝の気持ちをオープンにしています。
「強くなれたのはオヤジのおかげ」と明言しており、現在も、共に汗を流しトレーニングに励む関係。
彼女などプライベートについては詳細な情報は公開されていませんが、知名度が上がればそんな情報もチラホラ出てくるかもしれませんね。
まとめ
HIROTOさんは、芯の強さと関西人らしい笑いも併せ持った格闘家。
プロでの絶頂期から怪我に泣いた日々を乗り越え…
BreakingDownのリングで再び輝きを取り戻した”浪速の核弾頭”は、1分の舞台で”暴れまわる”と気合十分。
KOの破壊力を1分に凝縮して魅せる、HIROTOのBreakingDown。次なるターゲットは誰か?期待が高まります!