皆さんは、格闘家の赤田功輝(あかだこうき)選手をご存じでしょうか?
K-1・Krushで活躍した後、MMAに転向しRIZINの舞台に立った実力派ファイターです。
平本蓮率いる「BLACK ROSE(ブラックローズ)」の元メンバーとして注目を集め、大晦日のRIZIN DECADEでMMAプロデビューを果たしました。
その後、2025年5月にBLACK ROSEを脱退し、7月のBreakingDown16では朝倉未来の愛弟子・西谷大成選手を2RでKO。
2025年9月27日の「BreakingDown17」では、ライト級王者・細川一颯選手と対戦し、延長戦で右フックによるKO負けを喫しました。
この記事ではプロフィール(階級・出身地など)や試合内容、BreakingDownでの戦績、そしてBLACK ROSE脱退の真相まで、公開情報をもとに徹底的に掘り下げていきます。
キックボクシングからMMAへ転向し、波乱万丈のキャリアを歩む実力派ファイターの軌跡をここからたどっていきましょう。
赤田功輝のwiki風プロフィール
引用元:Instagram(@koki_akada)
項目 | 内容 |
---|---|
登録名 | 赤田功輝(あかだこうき) |
ニックネーム | 流浪の格闘亜種/薔薇といえば赤だろ |
生年月日 | 1998年12月23日 |
年齢 | 26歳(2025年10月時点) |
身長 | 174cm~178cm |
体重 | 約62.5kg~70kg |
出身地 | 青森県青森市 |
職業 | プロ格闘家 |
所属 | KTT |
旧所属 | BLACK ROSE(ブラックローズ)、剛毅會 |
階級 | ライト級 |
格闘技歴 | キックボクシング、総合格闘技 |
キック戦績 | 4勝(3KO)2敗1分 |
MMA戦績 | 1勝4敗 |
ファイトスタイル | サウスポーの左ストライカー |
赤田功輝選手は青森県青森市出身の26歳。
20歳からキックボクシングを始め、2020年10月にKrushでプロデビューしました。
得意の左で2連続KO勝利を挙げハードパンチャーとして注目を集め、Krushでは4勝(3KO)2敗、K-1では北村夏輝と引き分けの戦績を残しました。
2024年11月、平本蓮のプロデュース選手としてDEEPでMMAデビュー。
鳥次亜瑠に左フックを効かせ最後はパウンドで1R1分42秒TKO勝利を収めました。
2025年6月には平本が名付けた「プレイボイ」を外し、赤田功輝名義で活動していくことを報告しています。
赤田功輝の生い立ちとは?
ここでは、赤田功輝の生い立ちについて紹介します。
キックボクシングからの転身
赤田功輝選手は1998年12月23日生まれの青森県青森市出身。
20歳からキックボクシングを始めました。
格闘技経験について:
- 2020年10月24日、Krush-EX 2020 vol.2でキックボクサーとしてプロデビュー。
尾関啓馬と対戦し、1R2分59秒でレフェリーストップによるTKO勝ち - 得意の左で2連続KO勝利を挙げハードパンチャーとして注目
- Krushで4勝(3KO)2敗の戦績
- K-1 WORLD GP 2021 JAPANでは北村夏輝と引き分け
MMAへの転向とBLACK ROSE加入
引用元:YouTube【DEEPチャンネル】
2024年4月21日、皇治主催の「NARIAGARI vol.4」ライト級1dayトーナメントに出場。
1回戦で良太と対戦し、判定負けを喫しました。
その後、平本蓮選手の練習パートナーとして活動を開始し、朝倉未来戦に向けたスパーリングパートナーを務めることに。
2024年11月4日、DEEPが開催した「DEEP 122 IMPACT」で総合格闘家としてデビュー(アマチュア)。
鳥次亜流と対戦し、左フックを効かせて1R1分42秒TKO勝利を収めました。
赤田功輝のブレイキングダウン戦績
ここでは、赤田功輝のブレイキングダウン戦績について紹介します。
日付 | 大会・イベント名 | 対戦相手 | 結果 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2025年7月13日 | BreakingDown16 | 西谷大成 | ○2R KO勝ち | ライト級70kg以下 ・キックルール |
2025年9月27日 | BreakingDown17 | 細川一颯 | ×延長R KO負け | ライト級・キックルール |
BreakingDown戦績:1勝1敗
全格闘技戦績:
- キックボクシング:4勝(3KO)2敗1分
- MMA:1勝4敗
- BreakingDown:1勝1敗
BreakingDown16 vs 西谷大成戦(2025年7月13日)
引用元:YouTube【公式BreakingDown / ブレイキングダウン】
2025年6月22日に朝倉未来がYouTubeで公開した緊急会見の動画に出演し、7月13日のBreakingDown16に出場すること、平本蓮のBLACK ROSEを5月に脱退したことを発表。
会見では因縁のあった西谷大成、井原良太郎、YURAを含む4名によるくじ引きで対戦カードが決められ、西谷と対戦することが決定しました。
メインイベントで組まれていた飯田将成vs.SATORUが大会2日前に消滅し、急遽メインに繰り上がった試合となりました。
試合内容:
1R、サウスポー構えの赤田は左ストレートを武器に前進。西谷はワンツーの連打で対抗する展開に。
2R、中央で右ジャブを突く赤田。左ハイをかすめた後、左ストレートで西谷が尻もちをつくもノーダウン。再開後、左ハイを突き、さらに左ストレートですぐにダウンを奪うと今度はダウンカウントが数えられました。
カウント1で立ち上がる西谷はケージまで歩いて両手をケージに着けて体力を回復させようとしたが、前を向いた時にはすでに10カウントを過ぎており、2R KO勝利。
試合後、赤田はケージの上によじ登って歓喜。
マイクでは「あー、気持ちいい!久しぶりに勝った!」と喜び、「未来さん、超RIZIN出たいです。一緒に推薦してRIZINの事務所に行ってくれませんか? 2週間後、階級なんでも誰とでもやるんで、お願いします」と超RIZIN参戦をアピールしました。
引用元:Instagram(@koki_akada)
BreakingDown17 vs 細川一颯戦(2025年9月27日)
引用元:Instagram(@koki_akada)
2025年9月27日のBreakingDown17では、第23試合でライト級王者・細川一颯選手と対戦。
前日計量でのフェイスオフで赤田が突き飛ばし、細川がビンタしてヒザ蹴りで報復。
つかみ合いとなってセキュリティが両者の間に入って止める乱闘となりました。
記者会見で赤田は「今ので余計ムカつきました。パンチも蹴りもどっちも効きませんでした。明日楽しみです。絶対にぶっ倒します」と、怒りに火が付いたと語りました。
引用元:YouTube【公式BreakingDown / ブレイキングダウン】
試合内容:
殴り合いから細川が膝。
前蹴りで距離を見てお互い前に出るとパンチがお互いを捕らえるが浅く、細川が右ストレートから膝を繰り出す展開。
細川のローがローブローになり一時ストップ。
赤田が左右フックを入れるも、細川が首相撲からのヒザを入れ、判定2-0で細川優勢となり延長へ。
延長は細川がスピードある左ミドル。
中盤、入って来る赤田に細川が左フックを合わせダウンを奪う。
赤田は立ち上がり、パンチ連打で向かうも、細川は落ち着いて右フックをヒット。
赤田がダウンし、細川がKO勝利。
赤田は天を仰ぎ、しばらく立ち上がらなかった。
細川はマイクで「RIZINの榊原さん、年末使ってください、良い仕事するんで」と参戦要求しました。
BLACK ROSE時代とRIZINでの活躍
ここでは、BLACK ROSE時代とRIZINでの活躍について紹介します。
RIZIN DECADE デビュー戦(2024年12月31日)
2024年12月31日、RIZIN DECADEで行われた朝倉未来率いる「BreakingDown軍」と平本蓮率いる「BLACK ROSE軍」の対抗戦『雷神番外地』に「BLACK ROSE軍」の選手として出場し、総合格闘家としてプロデビュー。
五明宏人と対戦し、1Rに縦肘で額をカットされ3Rに右フックでダウンを奪うも判定1-2で敗北。
同試合の判定についてRIZINへ抗議文を送るも、2025年1月13日、JMOCは抗議文を受けつけなかったという経緯がありました。
RIZIN.50(2025年3月30日)
2025年3月30日のRIZIN.50では、MMA44戦のベテラン魚井フルスイングと対戦。
1Rにダウンを喫し、接戦の末にスプリット判定負け、RIZIN2連敗となりました。
赤田は平本蓮をセコンドにつけ、朝倉未来の「君が居れば」に乗って入場。
1R序盤から前に出つつカーフキックを右ふくらはぎにヒット。
中盤にボディーへのパンチを受け始めると左のパンチを顔に被弾し尻もちをつく展開に。
試合後インタビューで赤田は「もっと狙って倒しに行くスタイルになりたい」
「前回大晦日を思い出させるようなアレ。1Rの印象が悪すぎた。言い方は悪いけれどちょっとナメていたところがあった」と反省の弁を述べました。
超RIZIN.4(2025年7月27日)
7月27日の超RIZIN.4では、秋元強真と対戦。
秋元が打撃と組みでコントロールし、1R2分57秒にリアネイキッドチョークで一本勝ちを収めました。
会場には平本蓮が来場し、ブラックローズを脱退した赤田の試合を観戦。
赤田の負けが確定すると中継が再び平本を追ったが、映し出されたのは早々と席を立つ平本の後ろ姿だったという印象的なシーンがありました。
引用元:Instagram(@koki_akada)
BLACK ROSE脱退の真相
ここでは、BLACK ROSE脱退の真相について紹介します。
脱退の経緯
2025年5月にBLACK ROSEを脱退。
朝倉未来の会見で「円満に?」と聞かれると、「円満じゃない」「(ブラックローズとは)付き合いない」「ブラックローズぶっ潰したい」などと答えました。
自身のYouTubeチャンネルで「チームとの考え方が合わなくなった」「イチ選手として活躍していきたいなって思った」と脱退理由を説明しています。
脱退の背景:
- RIZIN2連敗後、徐々にチームとの関係に亀裂
- 2025年4月のファンイベントで平本が「赤田はジムにほとんど来なくなった」と発言
- チーム内での立場や扱いに対する不満が蓄積
いじめ疑惑の真相
格闘技ファンの間には「チーム内でいじめがあったのではないか?」という疑念が囁かれました。
赤田はもともといじられキャラとして扱われており、平本に股間を蹴られる動画が投稿されたり、平本兄弟に指示されて会見で芸をやらされたり、RIZINの入場曲を朝倉未来の歌に変えられるということがありました。
2025年4月頃に公開された「RIZIN CONFESSIONS」で、赤田が剛毅會のメンバーからプロレス技をかけられている様子が映し出され、SNSでは「これはいじめでは?」という声が上がりました。
BreakingDown16の会見で西谷大成も「赤田くんは平本とかにいじめられて嫌になって辞めたんやろ?」「いじられているのではなくて、いじめられてたんですよ」と発言しています。
平本蓮との関係
引用元:Instagram(@koki_akada)
2025年7月6日、赤田は自身のYouTubeチャンネルでRIZINの仲介のもと平本と「今後お互い悪いことを言わないようにする」という契約書を交わしたことを報告。
「今後は戦う可能性もあるので、格闘家としては煽っていく」としつつ、「ネガティブな言い合いとかは控えるようにして、試合重ねて勝っていって、ブラックローズのメンバーだったり平本蓮より強くなればいいだけ」と今後の抱負を語りました。
赤田功輝のファイトスタイル
引用元:YouTube【DEEPチャンネル】
公開されている情報と試合内容から、赤田選手のファイトスタイルには以下の特徴が見られます:
技術的特徴
- サウスポーからの左ストレートを主武器とする
- 得意の左で連続KO勝利を挙げたハードパンチャー
- キックボクシング経験者としての確かな技術力
- カーフキック、ハイキックなど多彩な蹴り技
- 前に出るアグレッシブなスタイル
戦術的特徴
- 距離を詰めてのパンチ連打
- 左ストレートでダウンを奪う一撃の威力
- 前に出る圧力をかけるファイトスタイル
- MMAではグラウンドでの防御に課題
メンタル面
- 「潰してやろう」という攻撃的なマインドセット
- 負けず嫌いで向上心が強い
- SNSでの発信も積極的
- 挫折からの再起を目指す強い意志
赤田選手のファイトスタイルは、キックボクシングで培った左のハードパンチを武器に、アグレッシブに前に出るスタイルが特徴です。
一方で、MMAではグラウンドでの防御や総合的な技術の向上が今後の課題となっています。
今後の展望
BreakingDown17での敗戦を経験した赤田選手には、今後どのような道が待っているのでしょうか。
今後の可能性
- BreakingDownでの再起戦
- RIZIN復帰への挑戦
- キックボクシングへの再転向も視野
- より経験を積んでの成長
BLACK ROSE脱退という大きな転機を経て、独立した格闘家として新たなキャリアを築いていく赤田選手。
波乱万丈のキャリアを歩んできた26歳の若き格闘家が、どのような道を切り開いていくのか。
今後の活躍に注目です。
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、合わせてご覧ください!
こちらでは、ブレイキングダウン関連選手の事件録をまとめております。
宜しければ、合わせてご覧ください!
赤田功輝の職業・年収は?
赤田功輝選手の職業や年収については、現時点では公開されている情報が限られています。
確認されている活動:
- プロ格闘家としての活動(KTT所属)
- RIZINへの出場
- BreakingDownへの出場
- YouTubeチャンネルでの配信活動
RIZINやBreakingDownの出場者は、基本的に1試合ごとにギャラが支払われる形式です。
注目カードに出場し、話題性のある赤田選手であれば、相応の出演料を得ている可能性があります。
赤田功輝の家族や彼女は?
赤田功輝選手の結婚歴・交際相手についての情報は公表されていません。
SNSでの発信はありますが、私生活についての詳細な情報は確認されていません。
現在は格闘技に集中している印象で、プライベートについての発信は控えられているようです。
まとめ:赤田功輝の価値は挑戦し続ける姿勢にある
赤田功輝選手は、青森県青森市出身の26歳。キックボクシングからMMAへ転向し、RIZINやBreakingDownの舞台で戦う実力派ファイターです。
20歳からキックボクシングを始め、得意の左で2連続KO勝利を挙げハードパンチャーとして注目を集めました。
平本蓮率いるBLACK ROSEに所属し、大晦日のRIZIN DECADEでMMAプロデビュー。
その後チームを脱退し、独立した格闘家として新たな道を歩み始めました。
BreakingDown16では西谷大成をKOで破り、BreakingDown17では王者・細川一颯に延長戦でKO負けを喫するなど、浮き沈みの激しいキャリアを歩んでいます。
しかし、どんな逆境にも負けず、常に前を向いて挑戦し続ける姿勢こそが、赤田功輝選手の最大の魅力です。
「流浪の格闘亜種」として、独自の道を切り開いていく赤田功輝選手の今後の活躍から、目が離せません!