皆さんは、格闘家のJerio San Pierre(ジェリオ・サン・ピエール)さんをご存じでしょうか?
BreakingDown17に名古屋代表として初登場し、「怪物(MONSTER)」のニックネームで恐れられる実力派ファイターです。
幼少期を施設で過ごし、中学3年生で先生を殴って退所という波乱の人生を歩んできました。
しかし、K-1への憧れから25歳で格闘技を始め、元K-1世界王者・大和哲也から直接指導を受けるまでに成長。
地域格闘技「Rumble」で全勝記録を築き、2025年9月27日の「BreakingDown17」では千葉代表・謙次郎選手とミドル級で激突予定です。
この記事では、プロフィール(年齢・身長など)や壮絶な生い立ち、BreakingDownでの戦績、元世界王者からの指導、そして注目のBreakingDown17での展望まで、公開情報をもとに徹底的に掘り下げていきます。
困難な過去を乗り越えた実力派ファイターの軌跡をここからたどっていきましょう。
ジェリオ・サン・ピエールのwiki風プロフィール
引用元:Instagram【@jerio_sanpierre】
| 登録名 | Jerio San Pierre(ジェリオ・サン・ピエール) ※本名かリングネームかは不明 |
| 年齢 | 詳細不明(25歳頃から格闘技開始との情報あり) |
| 身長 | 詳細不明 |
| 体重 | 75kg契約で出場実績あり |
| 出身地 | 愛知県 |
| 出場階級 | ミドル級 |
| 所属 | 名古屋格闘技団体「Rumble」 |
ジェリオ・サンピエール選手は名古屋を拠点とする実力派ファイター。
BreakingDown17に向けて元K-1世界王者から特別指導を受け、地域格闘技で培った実戦経験を併せ持つ注目の選手です。
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、合わせてご覧ください!
ジェリオ・サンピエールの生い立ちとは?
ここでは、ジェリオ・サンピエールの生い立ちについてご紹介します。
幼少期〜中学生時代:施設での厳格な生活
ジェリオ・サンピエール選手の幼少期は、一般的な家庭とは異なる環境で過ごされました。
幼い頃から施設で生活していたジェリオ選手。
「覚えてるくらいで施設にいたんで、その前の記憶はない」と本人が語るように、物心つく前から施設が生活の場でした。
施設時代の性格について「暴れん坊ではあったけど真面目に学校行ってました」と振り返る。
規律正しい施設での生活が、後の格闘技における規律正しいトレーニングの基盤となっていることが窺えます。
転機となった中学3年生:施設退所
中学3年生の時、ジェリオ選手の人生を大きく変える出来事が起こります。
先生を殴ってしまい、施設を強制的に退所することとなりました。
「先生殴っちゃって、強制的に出されたような感じ」と本人が語るこの出来事は、彼の人生における大きな転換点となりました。
「親も育てられる状態じゃない」状況で施設を出ることになり、中学3年生という多感な時期に自立を余儀なくされました。
25歳での決意:格闘技への道
長い間「見るだけ」だった格闘技の世界に、25歳頃から本格的に足を踏み入れることを決意します。
「昔のK-1が好きで見るだけだったんだけど、25歳の時にもうやろうと」
K-1への憧れが、ついに実際の行動へと変わった瞬間でした。
「解説の言ってる意味もわからない」状態からのスタートでしたが、持ち前の負けん気と施設で培った規律正しさで技術を習得していきます。
ジェリオ・サンピエールの格闘技戦績
引用元:Instagram【@jerio_sanpierre】
| 日付 | 大会・イベント名 | 対戦相手 | 結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年5月14日 | Rumble 第4回大会 | TSUYOSHI | ○判定勝ち | 地域格闘技 での実績 |
| 2025年7月11日 | Rumble 第7回大会 | 加藤健人 | ○勝利 | Rumble選抜 vs東北選抜 |
| 2025年9月27日 | Breaking Down17 | 謙次郎 | 対戦予定 | 千葉vs名古屋 対抗戦 |
総合戦績: 確認された試合 全勝
BreakingDown戦績: 0戦(BreakingDown17が初出場)
特別指導: 元K-1世界王者・大和哲也から今回の試合に向けた特別指導
Rumble 第4回大会 vs TSUYOSHI戦(2025年5月14日)
地域格闘技「Rumble」での確認されている初戦。
TSUYOSHI選手を相手に判定勝ちを収め、堅実なファイトスタイルを披露しました。
Rumble 第7回大会 vs 加藤健人戦(2025年7月11日)
「Rumble選抜 vs LGYankees推薦東北選抜」の対抗戦として、75kg契約で加藤健人選手と対戦。
この試合でも勝利を収め、全勝記録を継続しました。
元K-1世界王者からの特別指導
大和哲也からの直接指導
引用元:YouTube【【公式】BreakingDown 】
ジェリオ・サンピエール選手の技術レベルを語る上で欠かせないのが、元K-1世界王者・大和哲也からの特別指導です。
BreakingDown17に向けて「元K-1世界王者・大和哲也から特別指導」を受けており、この試合のために世界レベルの技術を直接学んでいます。
25歳から格闘技を始めたという遅いスタートを、今回の特別指導によって補っている状況です。
この指導により、単なる地域格闘技の選手から、全国レベルで通用する技術を持つファイターへと成長を遂げています。
ジェリオ・サンピエールのファイトスタイル
引用元:Instagram【@jerio_sanpierre】
対戦スタイルの特徴
- K-1仕込みの本格技術:元世界王者からの指導による高い技術レベル
- 確実性重視の堅実型:地域格闘技で培った勝利への執着
- 「怪物(MONSTER)」の威圧感:相手にプレッシャーをかけるオーラ
得意技と有効打パターン
- 世界レベルのキック技術:大和哲也仕込みの正統派キックボクシング
- 多彩な攻撃パターン:判定勝ちからKO勝ちまで状況に応じた戦い方
- 実戦での勝ち方:地域格闘技で培った勝負勘
戦術パターン
- 元世界王者から学んだ正統派の技術を基盤とした戦い
- 相手のタイプに応じて判定狙いかKO狙いかを使い分ける柔軟性
- 地域格闘技特有の実戦感覚を活かした試合運び
ジェリオ・サンピエール選手は「確実に勝つ」ことを重視し、世界レベルの技術と実戦経験を融合させた高い格闘IQを持つファイターです。
ジェリオ・サンピエールのブレイキングダウン戦績
ここでは、ジェリオ・サンピエールのブレイキングダウン戦績を紹介します。
| 勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会 | 開催日 |
|---|---|---|---|---|
| 勝 | 謙次郎 | 1R KO | Breaking Down17 | 2025年9月27日 |
| 勝 | ソルジャー沖田 | 延長戦 KO | Breaking Down17.5 | 2025年11月1日 |
VS謙次郎(ブレイキングダウン17)
引用元:Instagram【@breakingdown_jp】
ブレイキングダウン17、第13試合は「喧嘩自慢」ミドル級ワンマッチ。
対戦カードは、力強い打撃を持つ謙次郎と、圧倒的パワーとスピードを兼ね備えたジェリオ・サンピエールの一戦となった。
ゴングが鳴ると、序盤から両者は激しい打ち合いを展開。
謙次郎は前に出て攻めの姿勢を見せるが、ジェリオは冷静なステップワークで距離をコントロール。
そして、攻撃のタイミングを見極めたジェリオが強烈な一撃を放つと、謙次郎はそのままダウン。
レフェリーがカウントを取る間も、ジェリオは攻撃の手を緩めず、1Rで試合を決定。
KO勝利という圧巻の結果に、会場からは大きなどよめきと歓声が上がった。
試合後、ジェリオは「自分のペースで試合を運べた」とコメント。
一方、敗れた謙次郎も果敢に攻めたが、ジェリオの圧倒的な攻撃力を止めることはできなかった。
この勝利で、ジェリオはミドル級での存在感を大きくアピール。
短時間で試合を決める実力と、冷静かつ攻撃的なスタイルで、今後の大会でも注目の選手となることが予想されています。
VSソルジャー沖田(ブレイキングダウン17.5)
引用元:サンスポ
ジェリオ・サンピエールが所属する名古屋喧嘩自慢チームについて
ジェリオ・サンピエール選手が所属する名古屋喧嘩自慢チームは、地下格闘技団体「Rumble」の代表である大倉利明氏と関谷勇次郎氏が監督を務めています。
大倉利明氏のプロフィール:
- 愛知県出身
- 地下格闘技団体「Rumble」代表
- 元暴走族”陽炎”十三代目総長
- アウトサイダーでも活躍した実績を持つ
関谷勇次郎氏のプロフィール:
- 地下格闘技団体「Rumble」で活躍
- BreakingDown17では選手としても出場
- 黒石高大選手との因縁の対決で勝利
Rumbleは名古屋を拠点とする地下格闘技団体で、アウトサイダーやRIZINへの登竜門として多くの選手を輩出してきた実績があります。
BreakingDown17における名古屋代表メンバー
引用元:YouTube「KAI Channel / 朝倉海」
- クサノガブリエル(バンタム級):Rumble初代バンタム級王者、19歳の実力者
- 神谷佳佑(フェザー級):三河のシューティングストライカー、キックボクシング経験者
- 桜井力(ライト級):RIZIN出場経験を持つ実力者
- ジェリオ・サンピエール(ミドル級):フック一撃でKO勝利
- 暴君つよし(無差別級):大将として対抗戦を制する
対抗戦の結果と意義
千葉vs名古屋の地域対抗戦は、最終的に名古屋代表が3勝2敗で勝利。
第1試合で千葉の内藤裕選手が19歳のRumble王者・クサノガブリエル選手を右フックで撃破するという番狂わせで千葉が先制。
しかし第2試合で神谷佳佑選手が完勝し1-1のタイに戻すと、その後も名古屋が優位に試合を進め、最終的に地域対抗戦を制しました。
神谷選手にとっては、BreakingDown初出場で勝利という最高のスタートとなり、地域の威信をかけた大舞台での経験は、今後の格闘技人生において大きな財産となるでしょう。
ジェリオ・サンピエールの職業・年収は?
ジェリオ・サンピエール選手の現在の職業や年収に関する詳細情報は公表されていません。
主な活動としては以下が考えられます:
- プロ格闘家:地域格闘技イベント「Rumble」での活動
- 格闘技指導:名古屋での格闘技普及活動
- その他事業:詳細不明
年収については具体的な数字は公表されていませんが、名古屋チーム全体で元K-1世界王者・大和哲也氏からの特別指導を受けられる環境にあることから、チームとして格闘技に相当の投資をしていることが窺えます。
BreakingDown17出場により知名度向上と収入増が期待される状況です。
ジェリオ・サンピエールの家族や彼女は?
ジェリオ・サンピエール選手の結婚歴・交際相手についての情報は公表されていません。
幼少期を施設で過ごしたという特殊な環境から、家族関係については非常にプライベートな部分として扱われているようです。
現在は格闘技に集中している印象で、私生活についての詳細な発信は控えられています。
まとめ:ジェリオ・サンピエールの価値は”逆境からの成長”にある
ジェリオ・サンピエール選手は、施設での幼少期、中学3年生での退所という困難な過去を乗り越え、25歳から格闘技を始めて元K-1世界王者からの指導を受けるまでに成長した、まさに逆境からの成長を体現するファイターです。
地域格闘技「Rumble」で培った確かな実力と、大和哲也氏から学んだ世界レベルの技術を併せ持ち、確実に勝利を積み重ねる堅実なファイトスタイルを確立しています。
同時に、名古屋格闘技界の代表として、地域の発展にも貢献する重要な存在として活動しています。
BreakingDown17の謙次郎戦では、元世界王者仕込みの技術/地域格闘技で培った実戦経験/名古屋代表としての責任が勝敗の焦点となることでしょう。
困難な過去を乗り越え、世界王者から学んだ技術で全国の舞台に挑戦する――。
その姿勢こそがジェリオ・サンピエールという選手の核であり、多くの人に勇気を与える魅力を秘めています。
「怪物(MONSTER)」の異名を持つジェリオ・サンピエール選手の全国デビュー戦から、今後も目が離せません!








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