皆さんは、細川貴之(ほっそん)さんをご存じですか?
2024年のBreakingDown8で話題をさらった、プロボクシング元王者・ほっそんと元世界ランカー・渡部あきのりの一戦。
18年越しのリベンジマッチを制し、“チャンピオンゴリラ”ことほっそんは再び脚光を浴びました。
正直、BreakingDown初登場時には「元プロって言っても誰?」「面白くなるの?」と懐疑的な声もありました。
ですが、試合を重ねるごとに彼の誠実な姿勢と本気の殴り合いに、SNSでも「本物だ」「泣けた」と称賛が集まっています。
この記事では、BreakingDownの中でも異彩を放つ“リアル格闘家”ほっそんの魅力に迫ります。
年齢・身長・家族構成・年収・戦績はもちろん、網膜剥離からの引退と復帰、経営者としての顔、そして今後の展望まで、まるでWikiのようにわかりやすく紹介していきます。
格闘技ファンはもちろん、熱い生き様に惹かれるすべての人に、彼のストーリーが届くことを願って―ぜひ最後までご覧ください。
細川貴之(ほっそん)のwiki風プロフィール
引用:X【細川貴之】
本名 | 細川貴之(ほそかわ たかゆき) |
生年月日 | 1984年12月14日 |
身長 | 174cmm |
体重 | 76kg(試合時) |
出身地 | 大阪府大阪市(※幼少期は愛知県で過ごす) 出場階級 |
出場階級 | スーパーウェルター級 |
格闘技歴 | プロボクシング歴:約14年(2003年〜2017年) ※日本・東洋太平洋王者、IBFアジアランキング経験あり ※引退後はBreakingDownにて再び実戦復帰 |
BreakingDown出演時、「チャンピオンゴリラって名前のわりに礼儀正しすぎない?」とSNSで話題になることも多いほっそんさん。
実際に会場では、試合前後に相手へ深くお辞儀する姿が何度も映されていて、そのギャップにやられるファンも続出中です!
プロボクサー時代から変わらないストイックな雰囲気に加え、身長は174cm、試合体重は約76kgと、格闘家らしいがっしりとした体格。
相手を圧倒する迫力がありながら、どこか親しみやすさもある──そんな”いい意味でギャップのある男”が、ほっそんさんなのです。。
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、合わせてご覧ください!
細川貴之(ほっそん)の生い立ちとは?
引用元:X【細川貴之】
細川貴之(ほっそん)さんは1984年12月14日生まれ、大阪府大阪市出身です。
幼少期には愛知県で過ごしており、関西と東海の文化を両方知るルーツを持っています。
父親についての詳細は公表されていませんが、格闘技との出会いは中学生の頃。ボクシングジムに通い始めたのがすべての始まりでした。
当時から「強くなりたい」という思いが強く、コツコツと練習を積み重ねていたといいます。
高校卒業後はプロボクサーとして本格的な道へ進み、10代でデビュー。以降は14年にわたりリングに立ち続け、日本・東洋王者という実績を築き上げていきました。
派手さよりも努力と継続。誰にも気づかれない場所で自分を鍛える“職人型”の人生。
そんな生き様が、今のBreakingDownでの人気にもつながっているのかもしれません。
細川貴之(ほっそん)ブレイキングダウンの戦績
細川貴之(ほっそん)さんは、「BreakingDown5」で初参戦を果たし、その後も「BreakingDown7」「8」「9」「10」「11」「12.5」「13」と継続して出場。激戦を繰り返しながら着実に勝ち星を重ね、BreakingDownファンの間でも“本物の実力者”として知られる存在となりました。
なお、「14」~「15.5」には出場しておらず、最新のBreakingDown16(2025年7月開催)での再登場が決定しています。
引用元:X【BreakingDown16】
勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会名 | 開催日 |
---|---|---|---|---|
負 | てる | 0-5判定 | BreakingDown5 | 2022年7月17日 |
勝 | 阪田壮亮 | 3-0判定 | BreakingDown7 | 2023年2月19日 |
勝 | 渡部あきのり | 5-0判定 | BreakingDown8 | 2023年5月21日 |
勝 | TATSUJI | 3-0判定 | BreakingDown9 | 2023年08月26日 |
山下源太 | BreakingDown16 | 2025年7月13日 |
細川貴之(ほっそん)ブレイキングダウン出場経緯
元プロボクシングの日本&東洋太平洋スーパーウェルター級王者で、現在は実業家としても活動しているほっそん(細川貴之)さんが、なぜ1分間最強を決めるBreakingDownに出場したのか、気になっている方も多いのではないでしょうか?
彼がBreakingDownに初参戦したのは、2022年のBreakingDown5。相手は“てる”選手。結果はキックルールの判定0‑5と敗北を喫しました。
「なぜ国内タイトル保持者がこの舞台に?」と驚かれた方もいたかもしれませんが、その背景には“もう一度、本気で殴り合える場所を探していた”という彼自身の強い覚悟がありました。
網膜剥離によってプロボクサーとしてのキャリアを終えながらも、「まだ戦える」と感じていたほっそんさんにとって、BreakingDownは自分を再証明できる舞台だったのです。
細川貴之(ほっそん)大威との乱闘とTKO負けの舞台裏
引用元:X【BreakingDown15.5】
BreakingDown10では、従来の試合スケジュールを大きく逸脱する「事件」が発生しました。
それが、ほっそんと大威(だい)選手による控室乱闘からの突発試合です。
もともとこの大会で、ほっそんさんは試合に出場する予定はなく、観客側として会場に姿を見せていました。
しかし、試合前の控室で顔を合わせた際に、大威選手と激しい口論に発展。周囲を巻き込んだ乱闘騒ぎとなり、そのままリング上で決着をつける流れに。
この展開はBreakingDownファンの間でも瞬く間に話題となり、「ガチすぎる乱闘」「本気でケンカしてる」とSNSでも注目されました。
急きょ組まれたこの一戦では、ルールも明確に定まらないまま、双方ほぼぶっつけ本番で試合に臨むことになります。
しかし、準備不足が響いたのはほっそんさんでした。序盤から激しい打撃を浴び、額からの出血によりレフェリーストップ(TKO)となってしまいます。
通常の試合であれば、冷静な距離管理と被弾を避けるディフェンス力が持ち味のほっそんさんですが、この試合では完全に不利な状況。
にもかかわらず、試合後には「俺はまだやれる」「これで終わりじゃない」と語り、リベンジへの意欲を強く示しました。
この一戦で敗れたことで評価を落とすどころか、「どんな状況でも逃げない」姿勢がファンの心を打ったという声も多く、彼の“熱”が再び脚光を浴びるきっかけとなったのです。
BreakingDown8 対渡部あきのり戦 ― 因縁リベンジの激闘
BreakingDown8で行われた渡部あきのり戦は、ほっそん(細川貴之)さんの格闘家としての「過去」と「覚悟」が交錯した名勝負です。
この試合が注目された最大の理由は、両者の過去の因縁。
実は2人は、18年前のプロボクシング時代に一度拳を交えており、そのときは渡部選手が判定勝利を収めています。
当時の敗戦は、ほっそんさんにとって今も心に残る悔しさであり、プロ引退後も「いつかもう一度戦いたい」という強い想いを抱き続けていたと語られています。
BreakingDown8の舞台で再び巡ってきたリマッチのチャンス。
通常は1分間の短期決戦という独特なルールの中で、2人は一切の駆け引きなしで殴り合う、まさに魂の激突を見せました。
特に印象的だったのは、打たれても下がらない互いの姿勢。
渡部選手の鋭い左フックに対し、ほっそんさんも右ストレートを重ね、プロ時代のテクニックとプライドがぶつかり合う熱戦に。
1分×3ラウンドとは思えない内容に、観客からは「本物のボクシングを見た」という声も多く寄せられました。
そして試合結果は、判定3-0でほっそんの勝利。
プロ時代に喫した唯一の借りを返す形となり、試合後には涙を浮かべながら「これでやっと前に進める」と語っています。
この一戦は、勝ち負け以上に「人生をかけた再戦」だったと言えるでしょう。
SNSでも「BD史上もっともエモい試合」「台本じゃない、リアルだった」と大反響を呼びました。
BreakingDownというエンタメ色の強い大会の中で、ガチの因縁と技術が融合した稀有な一戦として、今も語り継がれている一戦です。
KOも判定も、“生き様”が見える格闘家
ほっそん(細川貴之)さんは、BreakingDownという舞台で戦うたびに「勝ち負け以上のドラマ」を見せる格闘家です。
① BD9でのTATSUJI戦では、試合開始から積極的なパンチで攻め込み、判定勝利を収めました。
据えられた3-0判定は、相手を圧倒した内容を示しており、SNSでは「これぞプロの技術」という評価が多く見られました
② BD8の渡部あきのり戦は、18年前のプロ時代の“借り”を返す因縁のリマッチ。
相手との打ち合いの応酬となり、最後は判定勝利。試合後に「やっと清算できた」と語ったほっそんさんの表情は、多くのファンの心を揺さぶりました 。
③ 一方、BD10で大威(だいい)選手との突発試合では、控室の乱闘が試合に繋がる異例の展開に。
序盤から打たれ続け、額が大きくカットされ、ドクターストップ(TKO負け)となります。
試合後も「本気を出す準備がなかった、でももう一度やりたい」と語り、その潔さがファンの共感を呼びました 。
これらの試合を通じてわかるのは、ほっそんさんがただの強さではなく、自らの人生を懸けて戦う覚悟を持つ格闘家であるということです。
KOや判定の勝敗よりも、その背後にあるストーリー――過去の借り、病を超えての挑戦、真剣勝負への意志――が、彼の美学を形作っています。
BreakingDownというエンタメの中で、真の格闘家としての姿を貫く彼の存在こそが、ファンの胸を打ち続ける最大の理由なのです。
細川貴之(ほっそん)実業家・インフルエンサーとしての年収は?
細川貴之(ほっそん)さんは現在、元プロボクシング王者という肩書きを活かし、大阪・北新地で「bar the GORILLA」を経営する実業家として活躍しています。
また、パーソナルジム「ソリトレ」のオーナーとしても知られており、フィットネスや格闘技の指導を通じて、多くの人の身体づくりやメンタル強化をサポートしています。
さらに、YouTubeチャンネル「たかゴリch」も運営。格闘技ファンや現役選手との対談、BreakingDownの裏話などを発信し、登録者数は約3万人、総再生回数は500万回を超えています。
チャンネルの推定収益は約50万円前後とされていますが、これは全体収入のごく一部と考えられます。
このように複数の事業を展開しているほっそんさんの年収は公表されていないものの、店舗経営・ジム運営・YouTube・イベント出演などを合わせると、年間500万円〜800万円程度の収入を得ている可能性が高いでしょう。
特に、BreakingDownへの継続的な出場と注目試合により知名度が高まり、セルフブランディングの成功にもつながっています。“格闘家×実業家”という独自の立ち位置を確立している存在です。
引退後のキャリアに悩むアスリートにとって、ほっそんさんの歩みはひとつのロールモデルともいえるでしょう。
現役時代に培った信念と覚悟を武器に、リングを降りた今もなお“戦い続ける人生”を体現しています。
細川貴之(ほっそん)の格闘家としての異例の経歴
細川貴之さん、通称“ほっそん”は、BreakingDownへの出場をきっかけに再び注目を集めた元プロボクシング王者です。
その歩んできたキャリアは格闘技界でも異例であり、「異色の存在」として格闘技ファンから高い関心を集めています。
もともとはプロボクサーとして活躍し、日本ウェルター級王者のタイトルを獲得。
その後、網膜剥離という深刻なケガを理由に現役を引退します。通常であれば、そのままリングを離れる選手が多い中、ほっそんさんは違いました。
「まだ戦える」と自らの覚悟を口にし、再び格闘技の舞台に立つことを決意。2022年7月開催のBreakingDown5でエンタメ性の強い格闘技イベントに初参戦を果たします。
当時すでに実業家として活動していた彼が、1分間ルールという過酷な形式の中で“本気の殴り合い”に挑む姿勢は、多くの視聴者の心を打ちました。
以降、BD7・8・9・10と4大会連続で出場。中でも、18年前に敗北した元プロボクサー・渡部あきのり選手との再戦では、見事にリベンジを果たし、ファンの間でも語り継がれる名勝負となりました。
一方、BD10では控室での口論がきっかけで急きょ組まれた大威選手との一戦に挑み、出血によるTKO負けという悔しい結果も経験しています。
それでも、彼の姿勢には一貫して“覚悟”がありました。話題作りではなく、「もう一度格闘技で自分を証明したい」という強い意志。
その信念はSNSでも大きな反響を呼び、「本物の格闘家がいる」「空気感が違う」といった称賛の声が多く寄せられています。
“タイトルホルダー → 引退 → 実業家 → BreakingDown出場”という前例の少ないキャリアを歩んできたほっそんさん。その生き様こそが、多くの人の胸を打ち、「勝敗以上の価値」をリング上に残しているのです。
まとめ
細川貴之さん、通称“ほっそん”は、元プロボクシング王者としての華々しい実績に加え、実業家・インフルエンサーとしても異彩を放つ存在です。
2022年の「BreakingDown5」で初出場して以降、大会の名物選手として高い注目を集めてきました。
BreakingDownでは、格闘技の技術以上に“覚悟”や“生き様”が問われる舞台であり、ほっそんさんの戦いぶりはまさにそれを体現しています。
18年前に敗れた渡部あきのり選手とのリベンジ戦や、大威選手との急遽マッチアップされた一戦など、記憶に残る試合も多数。
SNS上でも「空気感が違う」「本物の格闘家がいる」と称賛の声が相次ぎました。
また、大阪・北新地で「bar the GORILLA」を経営し、パーソナルジム「ソリトレ」やYouTubeチャンネル「たかゴリch」の運営など、ビジネス面でも多方面に活動。“格闘家×実業家”という唯一無二のポジションを確立しています。
現在はBreakingDown16への出場も決定し、「Z世代狩り」を宣言するなど、40代とは思えぬアグレッシブな姿勢を見せています。
人生の第2章を自ら切り開くほっそんさんの挑戦は、格闘技ファンだけでなく、多くの人の心を動かしているのです。
ほっそんさんのこれまでの歩みから、BreakingDownという大会がいかに多様な生き様とドラマを映し出す舞台なのかがよくわかります。
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