皆さんは、北海道の主と言われるズールaka殺人トトロさんをご存知でしょうか?
100キロ超えの無差別級ファイターとして、ブレイキングダウンでも強烈な存在感を放ち、沖縄や茨城との喧嘩自慢対抗戦でも大将を務めるなど話題の人物です。
この記事では、地下格闘技を含めて30戦以上戦ってきた彼の戦績や、本名・年齢・身長・体重といった基本プロフィール。
また、ブレイキングダウンでの活躍や、仕事や家族などの気になるプライベートを徹底解説します。
ズールaka殺人トトロのwiki風プロフィール
引用元:BreakingDownアプリ
本名 | 長多大輝(ながた だいき) |
生年月日 | 1991年5月23日 |
身長 | 173cm |
体重 | 108.7kg(BD15.5) |
出身地 | 北海道函館市 |
出場階級 | 無差別級 |
格闘技歴 | 我流 |
格闘技とはあまり関係ありませんが、長多大輝さんの名字「長多」という姓は、全国で約180人程度しかいない珍しい名字で、北海道に多いそうです。
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、合わせてご覧ください!
ズールaka殺人トトロの生い立ちとは?
引用元:Instagram【daiki_zool】
ズールaka殺人トトロさんは、現在はSNSで家族や仲間との写真や近況を投稿する一方、その生い立ちや過去についてはあまり多くを語っていません。
出身地は北海道函館市。ご本人のFacebookによると、高校は札幌にある札幌白陵高校に進学し、中退したのではないかと思われます。
中学生以降は、地元で「ズールを知らなければモグリ」と言われるほどの存在感を放っていました。
そのきっかけとなったのが、中学校狩りで一度だけ喧嘩を売られ、開始わずか5秒で相手をバックドロップで投げ飛ばしたという伝説的なエピソード。
この喧嘩以降、「あいつはヤバイ」と、誰からも喧嘩を売られなくなったそうです。
その後、格闘技の世界に足を踏み入れたズールaka殺人トトロさんですが、「強すぎて喧嘩を売られなくなった」ことに寂しさも感じていたそう。
そんな中、YouTubeでブレイキングダウンを見て「ここなら全国に自分の相手をしてくれる人がいる」とワクワクした気持ちになったと話しています。
26歳の頃(2017年)には体重が130kgになり、血圧が200を超えたことをきっかけに、本格的なダイエットにも取り組んでいます。
2017年に130kgあった体重を2019年には115kg、2020年には105kgと大幅な減量に成功しています。
さらにラッパーとしての顔を持つズールaka殺人トトロさん。
友人のサイドレイズ今井さんが、格闘技大会に出場する際の入場曲にしており、声がいいと評判のようです。
また、ズールaka殺人トトロさんの経歴として、ラグビーをしていたという情報を見かけるので調べてみたのですが、Instagramに出ているラグビー写真は、前述したサイドレイズ今井さん(今井優大)のようです。
ズールaka殺人トトロの格闘技戦績
ブレイキングダウンでズールaka殺人トトロ選手を知った方も多いと思いますが、格闘技情報サイト「Tapology」には、プロとして10戦3勝7敗の戦績が記録されています。
特に、2014年8月31日に行われたPFC 7では、板宗勝選手にTKO勝利を収め、初代PFCヘビー級チャンピオンに輝いた経歴があります。
引用元:Tapology
プロ格闘技戦績
勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会名 | 開催場所 | 開催日 |
---|---|---|---|---|---|
敗 | 安藤 純 | 判定3-0(2R終了) | GRACHAN8 | ディファ有明 | 2013年2月17日 |
敗 | 森川 修次 | TKO 1R 4:42 | GRACHAN9 | ディファ有明 | 2013年4月29日 |
勝 | 小野 貴己 | 一本 | PFC 3 | 札幌 | 2013年12月29日 |
敗 | 小酒井 宏 | 一本 | PFC 4 | 札幌 | 2014年2月23日 |
勝 | 板 宗勝 | TKO 2R | PFC 7 | 札幌 | 2014年8月31日 |
勝 | 谷口 俊宏 | 一本(スカーフホールドアームロック) 4R 3:33 | PFC 13 | 札幌 (Terminal Plaza Kotoni) | 2016年5月15日 |
敗 | 中畑 泉 | TKO 1R 2:40 | PFC 18 | 札幌 | 2017年10月1日 |
敗 | 開米 智樹 | TKO 2R 4:56 | PFC 19 | 札幌 (Terminal Plaza To Patos) | 2018年9月16日 |
敗 | 関野 大成 | TKO 2R 1:24 | PFC Yarennoka! 2019 | 札幌 | 2019年12月22日 |
敗 | 橋本 ブランドン | TKO 2R 2:19 | D-SPIRAL 27 × GRACHAN 56.5 | 札幌 | 2022年8月28日 |
アマチュア格闘技戦績
形式 | 勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会名 | 開催場所 | 開催日 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボクシング | 分け | Hao(覇王家龍所属) | 判定(ドロー) | STONES.2 | 札幌 コンカリーニョ | 2019年7月28日 |
MMA | 勝 | 福沢 太一 | 判定2-0 | HATASHIAvol.26 | キングムー(札幌・すすきの) | 2022年3月26日 |
意外に思いますが、ズールaka殺人トトロ選手は、アマチュアボクシング大会にも出場しています。
地下格闘技では多くの戦績を積み重ね、2013年には、「ススキノS1」という大会でヘビー級チャンピオンになっています。
また、堀江貴文イノベーション大学校(HIU)から生まれた、“日本一カジュアルな素人格闘技イベント”というコンセプトで開催されている「HATASHIAI(はたしあい)」にも参戦。
2022年に北海道で初開催された「HATASHIAI 北海道すすきの大決戦!」では、福沢 太一選手に勝利し、MVPを獲得しました。
引用元:Instagram【daiki_zool】
先日出場させて頂いた @hatashiai_official 様から
『MVP』を頂きました🤩🤩🤩
HATASHIAI vs 福沢太一
ズールaka殺人トトロのBreakingDown
ここからは、ズールaka殺人トトロ選手のブレイキングダウンでの活躍についてお伝えします。
BreakingDown戦績
勝敗 | 対戦相手 | 内容 | 大会名 |
---|---|---|---|
勝 | 久場っち | KO | BreakingDown15(オーディション) |
敗 | マスターキー(茨城代表) | 判定 | BreakingDown15.5(喧嘩自慢対抗戦) |
BreakingDown喧嘩最強決定戦 北海道予選
引用元:Instagram【daiki_zool】
BreakingDown15オーディションで行われる沖縄対抗戦に向け、北海道代表メンバー5人を決定する北海道予選が札幌で開催されました。
地元で圧倒的な存在感を放つズールaka殺人トトロ選手も出場。
北海道代表監督のSATORUさんは「最強を集めようとした時、一番に名前が挙がったのがズール君」
としぞうさんも「昔から地元で有名」とその実力を高く評価しています。
ズールaka殺人トトロ選手は「自分が経験してきた修羅場の重さは他の参加者とは違う」と語り、「本気で戦う覚悟のあるヤツだけ来い」と意気込みを見せました。
無差別級予選の決勝戦では、勝ちあがってきたキングuk選手と激突。
ズール選手の重いパンチにキングuk選手はよく耐えていましたが、最後は迫力のKOでズールaka殺人トトロ選手が北海道代表の座を獲得しました。
この予選で、バンタム級に小林大希選手、フェザー級にパンチ齋藤選手、ライト級に佐藤竜選手(やるべしたら竜)、ミドル級に藤井啓輔選手、無差別級にズールaka殺人トトロ選手の5人が北海道代表に選ばれました。
BreakingDown15オーディション 北海道 vs 沖縄
北海道vs沖縄の5対5対抗戦が行われたBreakingDown15オーディションでは、大将として登場したズールaka殺人トトロ選手。
沖縄代表の“喧嘩解体屋”久場っち選手と対戦し、無差別級らしい迫力のバトルを展開。右ストレートで豪快なKO勝ちを収め、北海道チームは4勝1敗で沖縄に勝利しました。
チームの勝利に、監督のSATORUさんがサングラスの奥で涙ぐむほどだったので、熱い気持ちとチームの絆がもたらした勝利だったのではないでしょうか?
試合後、ズール選手は「爆音那智さん、俺が北海道から来たトトロ、知ってますよね。やっと俺もここに来ましたよ。ついにやらないといけないんじゃないですか、僕たちで」と、大阪代表・爆音那智選手に敬意を込めて対戦を呼びかけました。
さらに北海道チームは、オーディションの夜に行われたBreakingDown14.5を観戦。
控え室では大阪チームのシェンロン選手やダイスケ選手とバチバチの乱闘寸前に。
しかし、ズールaka殺人トトロ選手が「北海道からは喧嘩はしない」と、間に入りことで場落ち着かせており、コメント欄などでは好感度がしっかり上がっていました。
佐藤竜選手の「ヤルベシタラ」が話題になったのも、この時の佐藤竜選手とダイスケ選手のやりとりからだったようですよ。
BreakingDown15.5喧嘩自慢対抗戦 vs マスターキー
引用元:バトル・ニュース
BreakingDown15.5喧嘩自慢対抗戦の大将戦、ズールaka殺人トトロ選手と三河幕府のマスターキー選手の一戦は、北海道チーム2勝、茨城チーム2勝で迎える大一番となりました。
勝てばチームの勝利と大阪代表との対戦がかかる、絶対に負けられない状況。
煽りVではズールaka殺人トトロ選手が優しい声で「となりのトットロ~トットロ♪」と歌い、独自の世界観を見せつつ、「今日は最高の殺人ショーをとくとご覧ください」と強気の姿勢で試合に臨みました。
試合は接戦で、本戦で決着がつかず延長戦へ。
ズールaka殺人トトロ選手は体格差を活かして前に出ますが、マスターキー選手はローキックやパンチで応戦し、一進一退。
最終的には判定3-0でマスターキー選手が勝利し、茨城チームが大阪代表との対戦権を手にしました。
しかし、この判定をめぐっては試合直後に監督のSATORUさんが「(審査員を務めた)大沢ってやつどこにいんだよ! ふざけてんのかよ!」と審判に対して激しく抗議。
SNSや視聴者の間でも「八百長では?」といった疑念や、「誤審にもほどがある」「判定基準が不明」など批判の声が多数上がりました。
一方で「マスターキーのローキックが効いていた」と理解を示す声や、ブレイキングダウンのルールではマスターキー選手が優勢では?とのコメントもあり、意見が分かれました。
ズール選手自身も試合後、「本当に悔しい」「納得いかない」と率直な心境を明かし、「自分が最後に勝って北海道が“持っている”ことを証明したかった。残念」とコメント。
KOで勝ち切れなかった自分を悔やみつつ、「このまま終われない」「またタイミングがあればこの舞台に戻ってきたい」と今後への意欲も見せました。
判定への不満や議論はあったものの、溝口勇児COOはインスタライブなどで「自分の知る限り命をかけて八百長なんてあり得ない」と、八百長の可能性を完全に否定しています。
あと一歩で大阪代表との対戦権を逃した北海道チームにとって、悔しさと無念さが強く残る結果となりました。
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ズールaka殺人トトロの職業・年収は?
引用元:Instagram【daiki_zool】
ズール aka 殺人トトロさんは、普段は札幌で車屋さんとして働いています。
自営業なのか、どこかにお務めなのかは不明ですが、自動車の販売や整備など、車に関する仕事で生活を支えているようです。
もちろん、総合格闘家としても活躍中。PFCや地元のさまざまな大会に出場し、北海道を代表するファイターとして注目されているので、スポンサー料やイベント出演料もあると思います。
特に、BreakingDownに出場してからは知名度が格段に上がり、スポンサー料やイベント出演も増えているのではと思われます。
ズールaka殺人トトロの嫁や家族は?
引用元:Instagram【daiki_zool】
ズール aka 殺人トトロさんは、2014年1月に彩さんと結婚。その年の春に長男が誕生し、2015年夏には長女も生まれました。
その後、3人目の男の子も誕生し、現在は家族5人でとても仲良く暮らしています。
その様子はSNSでもたくさん紹介されていて、夫婦で一緒にトレーニングしたり、家族みんなで旅行に出かけたりと、仲のいい雰囲気がよく伝わってきます。
また、彼がラッパーとして活動する中で、結婚や親になったことで人生観が変わったのでは?と思わせるような歌詞も見られます。
ご両親や兄弟についての情報は出ていませんが、奥さんと3人のお子さんたちと温かい家庭を築いていることが伝わってきます。
まとめ
ズールaka殺人トトロさんは、地下格闘技やPFC、BreakingDownなどで30戦以上の実績を持ち、北海道の主とも呼ばれる存在。
PFC初代ヘビー級チャンピオンにも輝き、BreakingDownでは北海道代表の無差別級大将戦を戦いました。
リング外の彼の人柄はとても気さくで、家族や仲間を大切にし、散歩中に子どもたちから「トトロ歌って」と声をかけられると、その場で歌ってあげることも。
知名度が上がっても丁寧にファン対応する姿勢も、多くの人に好感を持たれています。
今後については「このまま終われない」「また舞台に戻ってきたい」とブレイキングダウンへ再挑戦する意欲を燃やしており、試合情報のチェックが欠かせません。
これからも、ズールaka殺人トトロさんのさらなる活躍が楽しみですね!