皆さんは、”才賀紀左衛門の弟子”NAOさんをご存じでしょうか?
プロダンサーから格闘家へ転身し、僅か1年半でBreakingdownライト級の初代王座を戴冠する活躍を見せています。
この記事では、NAOさんの経歴、戦績、結婚相手などについて解説していきます。
NAOさんのプロフィール
引用元:X(__70nao70)
本名 | 橋本 七生(はしもと なお) |
生年月日 | 1997年7月19日(27歳) |
出身地 | 兵庫県尼崎市 |
通称 | 才賀喜左衛門の弟子 |
身長 | 180cm |
体重 | 71kg |
階級 | ライト級 |
スタイル | キックボクシング |
NAOさんの経歴
NAOさんは小学校から高校までの12年間はバスケットボール部に所属していました。
中学校の部活動ではバスケットボールの経験者がNAOさんしかおらず、試合はNAOさんの個人プレイのようになってしまい一人での限界を感じていたそうです。
温度差を感じる3年間を過ごしたNAOさんは高校ではバスケットボールの強豪校に入学しました。
学校が関東大会に出場したときはメンバーに選出され試合にも出るなど、充実した3年間を過ごしました。
この時からNAOさんは体を鍛えており、その経験が後のキャリアに役立ったものだと思われます。
バスケットボールからアクロバットパフォーマーへ
高校でバスケットボールをやり切ったと感じたNAOさんは、大学入学とともに独学でアクロバットを始めました。
大学卒業後は結婚式などのイベントでアクロバットパフォーマーで生計を立てていましたが、2020年にコロナウイルスが到来してしまいます。
コロナ禍で仕事が激減したNAOさんでしたが、世界最高峰のプロダンスリーグ、D.LEAGUEに参入しているチームからオーディションの話が舞い込んできます。
D.LEAGUEでのプロダンサーとして
引用元:デイリースポーツ
2021年、NAOさんはオーディションを経てD.LEAGUEのチームであるFULLCAST RAISERZに入団しました。
FULLCAST RAISERZは「肉体派舞闘集団」と称されるマッチョな男性ダンサーのチームです。
NAOさんはダンスは全くの未経験でしたが、猛練習の末チームのアクロバット担当として活躍しました。
2年間ダンサーとして活躍したNAOさんは、2022年7月にチームを契約満了で退団します。
アクロバットの練習による身体への負担が大きくなり、今後も続けることが難しいと判断した為だそうです。
その後はトレーニングに励みながらYouTuberとしても活動し、運命を変える出会いが訪れます。
格闘技の道へ
引用元:Instagram kizaemon0213
NAOさんは幼稚園の頃から父親の影響で格闘漫画の「グラップラー刃牙」を好んで見ていたそうです。
その影響で、死ぬまでに一度は格闘技をやってみたいと思っていたNAOさん。
NAOさんは才賀紀左衛門さんがスパーリング相手を募集中だと人づてに聞き、今しかないと確信したそうです。
そして才賀紀左衛門さんのもとでミット打ちなどの練習を積むことになりました。
このころはまだジムがなく、屋外の公園でトレーニングをやっていたそうです。
その後、才賀紀左衛門さんの提案で、NAOさんはついにBreakingdownへ出場することになります。
Breakingdownでの戦績
勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会 |
---|---|---|---|
勝 | 山本隆寛 | 1分1R+延長1R終了 判定5-0 | BD13:2024年9月1日 |
勝 | たつ | 1分1R+延長1R 0:30 KO | BD13:2024年9月1日 |
勝 | ミスター・ホンデ | 1分1R+延長1R終了 判定5-0 | BD12:2024年6月2日 |
勝 | 有馬雄生 | 1分1R+延長1R終了 判定5-0 | BD11:2024年2月18日 |
格闘技歴ほぼ未経験ながら、4戦4勝1KOと素晴らしい戦績を残しています。
Breakingdown11
引用元:Instagram nao_hashimoto_
オーディションでNAOさんは「まずは自分の実力を証明したい、誰とでも対戦したい」と宣言しました。
それに対して朝倉未来さんも「(格闘技経験が)半年とは思えないくらい強い」と太鼓判を押します。
その後、雛壇席にいた”THE 戦闘民族”よーでぃーさんに「本当に強いのか」と突っかかられました。
ここでBreakingdownのオーディションのお約束ともいえる一触即発の空気になりかけます。
しかしNAOさんは「戦えばわかるやん、こんなんやったって意味ない」と冷静に返しました。
他の荒くれ者たちとは一味違うところを見せつけたのです。
相手の有馬雄生さんは6歳から柔道を続けており、2019年のインターハイでは優勝しています。
試合はMMAルールで実施され、延長ラウンドまでもつれ込む展開となりました。
しかし最終的にNAOさんの右ストレートがさく裂し、5‐0の判定勝ちとなりました。
Breakingdown12
引用元:Instagram nao_hashimoto_
Breakingdown12でNAOさんは「初代ライト級王座決定トーナメント」の一回戦に出場しました。
対戦相手のミスター・ホンデさんは秋山成勲の秘蔵っ子と呼ばれています。
さらにキックボクシングでは24戦20勝と優れた戦績を残しています。
試合が始まると、NAOさんはミスター・ホンデさんのパンチを躱し左ストレートを顔面にヒットさせました。
延長戦に持ち込んだあとは右ストレートでダウンを奪い、5‐0の判定勝ちという大金星を挙げました。
Breakingdown13
引用元:eFight
Breakingdown13でNAOさんは「初代ライト級王座決定トーナメント」の準決勝、決勝に出場しました。
準決勝の対戦相手”KOモンスター”たつさんはオーディションでプロのMMAファイターを倒しています。
さらにTHE OUTSIDERでは無敗という成績を誇る実力者です。
1Rは両者がダウンを奪い消耗する激しい展開となりました。
しかし、延長戦でNAOさんのパンチがさく裂し、たつさんがKO。
NAOさんは決勝へコマを進めます。
決勝戦で対峙した山本隆寛さんは元プロボクサーです。
かつてOPBF東洋太平洋バンタム級王座を獲得しており、トップクラスの実力を持っています。
試合の序盤は山本さんが積極的に前に出てきますが、NAOさんも対応しパンチを打ち込みます。
延長戦ではNAOさんがカウンターのフックを叩き込み、山本さんがマットに倒れました。
判定の末、5‐0でNAOさんが勝利し初代BreakingDownライト級王者を獲得しました。
家族、結婚相手について
NAOさんにはお兄さんが二人います。
お兄さんは二人共ダンス経験者で、NAOさんがダンスを始めたのも二人の影響が大きかったと語っています。
また、NAOさんは結婚しておらず、彼女などもいないそうです。
インタビューでは「最近女の子と会っていない」と語っていました。
NAOさんは女の子と遊ぶよりもトレーニングに明け暮れる日々を送っているようです。
まとめ
引用元:X(__70nao70)
この記事ではNAOさんをwiki風に年齢、身長、戦績、年収などについて紹介しました。
NAOさんはバスケットボール、ダンス、格闘技と様々な道を歩んできました。
本人は格闘技が一番自分に合っていると語っており、Breakingdownで結果を出し続けています。
「将来的にはMMAの選手としてRIZINチャンピオンを目指したい」と宣言したNAOさんから目が離せませんね!
その他ブレイキングダウン選手が気になった方は以下ページでまとめてるので、合わせてご覧ください!